日本人拉致問題で北朝鮮と全面再調査で合意したはずの両国間で早くもズレが生じています。
北朝鮮籍の入港禁止措置となっている船の中に万景峰号が含まれるか含まれないかで含まれるとする北朝鮮と含まれないとする日本の間で認識に違いがあるようです。
また、在日北朝鮮人の扱いについても、このことが朝鮮総連ビル問題に関係すると主張する北朝鮮と司法に介入できない立場なので含まれないとする日本の理解が違うようです。
いったん合意しておきながらこのような解釈と認識の違いを、後出しジャンケンのように言いがかりをつけて駆け引きをしてくる北朝鮮はやはり信用できませんね。
一旦は合意という立場で日本をおびき寄せながら言いがかりをつけるやり方は、とてもじゃないけど民主的とは言えず、コンプライアンスの無いチンピラ外交という馬脚を早くも現したのではないでしょうか。
安倍総理は、ここで「拉致問題解決」という急所を握られてなし崩し的に譲歩してはいけないと思います。キッパリと突っぱねて毅然たる態度を示すことが大事だと思います。