ガソリンスタンドの販売価格が今週に入って上がっています。
イランの強硬姿勢(ホルムズ海峡封鎖)による影響が出始めています。
中国地方のレギュラーガソリンは13日時点で平均142.9円だったものが、145円に値上がりしているそうです。
景気もパッとせず、広島を中心とした中国地方の輸出総額は、3,756億8,200万円(神戸税関・貿易統計)となっており、5ヶ月連続の前年割れとなっています。
また、広島都市圏域の1月景況判断指数(DI)は、前月より5.6ポイント下落し、マイナス14.4で悪化しています。
輸出関連産業の多い広島市およびその周辺は、円高や中国の景気後退などが影響していることを物語っていると思います。
そこへガソリンの値上げは生産・販売コストの上昇で企業収益を直撃しています。
広島市の中小企業対策も制度融資の枠をチョット広げたり、低金利を強調するだけでは物足りなさを感じます。
商工会議所などで具体的に生の声を聞き取り調査するなど有効な施策を打てるように行動しなければならないと思います。