宝島社が掲載した企業広告が反響を呼んでいます。
今日の朝刊で全国紙5社と日刊ゲンダイの紙面見開き(2ページ)で掲載した「いい国つくろう、何度でも」というキャッチコピーが話題になっています。昭和20年に連合国総司令官として厚木基地に降り立ったダグラス・マッカーサー元帥の写真を使ったものです。
「いいコピーだ」、「さすが宝島社」、「3.11は敗戦なのか」、「外から来る人が仕切らないと何もできない国という皮肉か」など様々な受け止め方があるようです。
宝島社はこれまでにも各新聞社の広告賞を取ることも多いそうで、2010年に日米で同時掲載された「日本の犬とアメリカの犬は会話できるのか」と題した広告は読売広告賞など5つの賞を受賞しています。
また、今日が野田内閣発足の日でもあり、憶測を呼んでいますが、宝島社によると、「敗戦や災害などこれまで幾度となく苦境に直面してきた日本。日本人はそのつど、不屈の精神と協調性を武器に国を立て直してきた歴史があります。世界のどこを見てもこれほどしぶとく、強い生命力を秘めた国民は存在しないのではないか。そんな気さえするのです。『いい国つくろう、何度でも』。この投げかけを通じて日本人が、本来持っている力を呼び覚ましてみたいと考えました。」とコメントしています。
僕は皮肉には受け止めませんでした。素直にそのとおりだと思いますが、皆さんはどのように思いますか?