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新たな広島市

いよいよ明日から市長選挙が始まります。

新人の立候補者が準備万端整えて、その出陣を待ち構えています。

どの候補者が当選しても新たな市長誕生という構図に変わりはありませんが、実質的に男性2人、女性2人の戦いになると予想されます。

官僚出身の松井かずみ氏(58)と豊田麻子氏(45)に議会出身の大原邦夫氏(61)、くわた恭子氏(49)が挑む形となっています。

東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、若干の自粛ムードがあるようですが、東日本で発生した国難を西日本で挽回し、元気が出るような政治や経済活動を進める必要があるのではないでしょうか。

また、私自身においても、今回の選挙は広島市の進むべき方向とそれに伴う重要課題の解決に向けた大事な選挙になると考えています。

平和行政に偏ったこの12年間で、他の大都市に比べて立ち遅れたインフラ整備(国道2号線高架の延伸、西飛行場問題の解決、アストラムラインの延伸、旧市民球場跡地・広大跡地の有効活用、広島駅周辺の再開発事業など)や高齢化社会に即応する骨太の独自政策、元気な広島経済の活動支援策、地下街シャレオやアストラムラインの抜本的な再建策などと合わせ、大元の広島市財政の建て直しが必要であることは言うまでもありません。 

そのためには有効で即効性のある持続可能な予算編成しか方法はありませんが、これに対する思い切った政治的決断のできるリーダーが必要です。

また、広島市は、昨年7月、会計検査院の検査・指摘により、8億5千万円(市当局発表)もの不正経理が発覚しました。当局はこれを9月末まで公表せず、挙句の果てには杜撰な調査によって幕引きを図ったことは、市民に対する重大な背信行為だと思います。また、この不正経理問題を法律に基づかない任意の処理で済ませるという議案(秋葉市長減給20%1ヶ月)を認める議決をした、議長と議会には行政のチェック機能を果たすという責任と自覚は微塵も感じられない結果となりました。

不正経理は法律に基づいて調査し、全容解明の後、責任の所在を明らかにすることで、再発防止を誓わなければならないと思います。これを原点として広島市の再出発を目指さなければならないと思います。うやむやのままでは信頼ある行政・議会を築くことは出来ないと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

この選挙で新しい市長と議員が誕生します。これを契機に古い体質からの脱却を目指し、行政の刷新と真の議会改革が進むことを強く念じています。

悪意に満ちた嫌がらせもありますが、「こんなことでへこたれてたまるか、やらなきゃいけないことがたくさんある」と考えています。
「俺がやらなきゃ、誰がやる!」との思いは日に日に強まっていますが、力まずに肩の力を抜いて、今は淡々とやるべきことをやろうと思っています。

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