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新たな顔ぶれ

第2次菅改造内閣が発表されました。

新任は4人ですが異例含みの人事ですね。

まず、官房長官に決まった枝野幸男氏(46)は昨年の参院選で大敗を喫したときの幹事長であり、その責任者が脱小沢路線とは言え、半年足らずで昇進するなんておかしいですよね。

また、法務大臣には江田五月氏(69)、国家公安委員長には中野寛成氏(70)が決まりましたが、参院議長、衆院副議長経験者が閣僚に就くのは異例のことです。

ビックリしたのは前日に立ち上がれ日本を離党した与謝野馨氏(72)が経済財政相に就いたことです。そこまでして財政再建、消費税率アップに道筋をつけたいということが内外から理解されるかどうか分かりません。民主党内からは「民主党政権批判の第一人者ではなかったのか」との声が強く、黄門様を自認する渡部恒三氏は「大臣をやらせたら右に出るものはいない。しかし、政党を渡り歩いてというのは議会人としてどうか」と疑問を呈しています。相対的に現時点での評価は低いのではないでしょうか。

この改造内閣は「とりあえず内閣」とか「たらいまわし内閣」とか揶揄されていますが、この改造ではっきりしたことは人材不足ということです。

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