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ねじれ

参院選が終わって与党の過半数割れが確定しました。

民主党は各党に連立を持ちかけ、とりわけ”みんなの党”に熱烈なラブコールを送っています。

しかし、自民党も公明党も社民党も連立を拒否し、みんなの党からもアジェンダが違うと明確に断られています。

民主党・国民新政権は参院で否決されれば衆院で再議決するための数が足らないため議案は大幅な修正が国対で協議されて可決する方法もありますが、重要法案の可決・成立には相当な譲歩とエネルぎーが必要になります。

民主党はこうした国会運営、政権運営を背景に9月には代表選挙が予定され、来年度予算編成時期にも差し掛かるなど大きな山を次々と越えなければなりません。

国会運営でつまづくならば党内事情はますます不安定化し、今後は衆院解散・総選挙、つづいて政界再編という流れに発展することも十分考えられます。

何かをきっかけに野党共闘が出来上がり民主党政権を追い詰めることはもうすぐそこまで来ているような気配がします。

まず臨時国会を何時召集するのか分かりませんが、我が党は参院第1党となった自民党から参院議長を出すことが当面の課題です。

自民党もこのねじれで随分苦しんだけどこれでおあいこです。公平な状況が生まれました。自分たちのやったことを実感するいい機会です。これは相当苦しいですね。人事同意などは忘れようがありません。

それにしても9月の代表選、役員人事までとは言え参院選挙で落選した千葉法務大臣を続投させるということに違和感を覚えるのは僕だけでしょうか。なんかおかしくないですか?

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