普天間移設問題の決着までタイムリミットあと1ヶ月余りとなりました。
寝耳に水の徳之島(1万5千人)や普天間飛行場を抱える沖縄本島(9万人)で大規模な反対集会が開催され、受け入れ反対や県外移設を求めそれぞれの地元でヒートアップしてきました。
政権維持を狙う政府・民主党では平野官房長官の更迭で事態を切り抜けようと思っているようですが、そういうレベルじゃないと思うんですがどうでしょう。
民主党政権樹立をこぞって応援したマスコミや評論家はこの問題は国民皆で考えることが大事だと力説しますが、一見正しそうでチョット無責任な気がしています。
60年安保をはじめ僕たちが中学、高校生の頃に火花を散らした学生運動でももう一回煽ろうとしているのでしょうか。
経済不況とは言えかつての高度経済成長に代表されるオイルショックによる時代とは違って文明の先進をいく日本は飽食の時代をも通り越して内側に向いている有り余ったエネルギーがいつ爆発するのか心配しています。
国民の望む政権交代は実現したもののこの国の行く先は何処へ向かっているのかさっぱり解らなくなってきました。
「当てもなくさまよう国、日本」になってしまってはいけないのですが・・・