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これは・・・

鳩山政権の迷走ぶりは目を覆うばかりですが、ますます暗雲が立ち込めてきました。

5月末の普天間移設問題の決着に加え、昨日は高速道路料金の実質値上げにつながる前原国土交通大臣案に異を唱えた小沢幹事長が輿石参院会長、山岡国対委員長を伴って改正案の見直しを求めて官邸を尋ねました。

この場面では「見直す」と言った平野官房長官、鳩山総理とのやり取りとその後、「自分のいないところで決まるのなら俺は要らない」と迫った前原国土交通大臣との話し合いでは「見直さない」と言ったり決断力のない優柔不断な総理というイメージを一層際立たせる結果になりました。

これは法案審議の中で修正されていくということを念頭にしているようですが、「現時点で」というその意味を国民が何処まで理解したでしょうか。

また、鳩山首相の「子供手当て」では元秘書の勝場啓二被告に実刑判決が下され、政治不信は一層深まるということになりました。

5月政局はいよいよ本当になりそうな雰囲気が漂ってきました。

そうした中、少数政党乱立という混迷した政情不安を抱えた時代に突入しているのもまた事実です。もう少しこのような時代が続いてしまうのか、戦後の昭和20年代のような状況になって政界再編になるのか、いずれにしても当時のように行司役がいつか必要になるかも知れません。

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