所管する厚生委員会に「急傾斜地に納骨堂を建立することに反対する請願」が提出されています。
今日、この請願が採択されました。
これは地権者数名が急傾斜地の崩壊対策工事を前提として検討していたところ私有地であれば工事に制約があり、住民の望む工事が出来ません。そこで県に私有地を寄付しての工事を要望していました。
ところがそこには無縁仏が散在しており、この処理が問題の発端になったようです。
場所は丹那ハイツでの出来事ですが、この団地を開発した業者が「それならお寺に頼まにゃだめじゃ」と言って東区の法明寺に話を持ちかけたところ納骨堂建立ということになったらしいのです。
地権者側はこの業者を信用して寄付する旨の内容を書いた書面を作成しました。しかし、この業者はこれを法明寺に転用し納骨堂を建立する方針に住民が反発していました。
こういった内容ですから「広島市に建築確認申請による許可を出さないように」と言うのが請願者の本旨でした。
これだと請願採択はいいけど、詐欺事件になるんじゃないかと思いますけどどうなんでしょうか?
こうした背景で書類に不備がないからと言って広島市が建設を許可したら結果として犯罪の片棒を担ぐことになるのではないでしょうか。これだと善意の第三者は通用するのか、それとも犯罪幇助に当たるのか行政当局の判断に注目です。