2016年夏季五輪の立候補都市を現地調査している国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員会は昨日4日間の東京視察を終えました。
ムータワキル委員長は「東京のビジョンやコンセプトに大変感銘を受けた」と東京の開催能力を評価しました。
石原東京都知事も「東京の卓越したビジョンとコンセプトを理解いただいた」と満足感を表明し成功裡に終わったとの認識を示しました。
会議の中で答えられなかった評価委員会の質問に夜を徹して回答を準備するなど全力を尽くしたことが「あなたたちの情熱ともてなし、献身的な態度に感銘を受けました」と委員長が東京都の誠意を好意的に受け止めたようです。
当面のライバルはシカゴになりそうですが、今年10月2日の第121次IOC総会(コペンハーゲン)で2016年開催都市が決定されます。