中川昭一財務・金融担当大臣が先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議閉幕後の記者会見で飲酒を匂わせるもうろう会見を行った問題の責任をとって辞任しましたが、これで事態は収拾出来そうにありません。
今日、自民党各派閥の長が緊急に集まり、善後策を協議しましたが、新年度予算の成立に全力を挙げることで一致したものの麻生政権はここまでという見方が強まったのではないでしょうか。
また、若手議員の後藤田正純氏は公然と麻生首相を批判し、「これでは選挙は戦えない。7月のサミットで米・オバマ大統領と2周りも年齢の違う人がこれからの日米関係について語り握手することが出来るのか。」と述べました。
また、次期首相には石波 茂農水相、幹事長には野田聖子氏など世代交代をハッキリさせる布陣を示し独自の構想についても披露したようです。
党内では麻生批判が激化しそうですが、早急に自浄作用を国民の前に示す事が大事だと思いますが、今回の中川ショックは自民党、麻生政権にとって相当のダメージであることに間違いなく、KOパンチですねこれは・・・
これで新年度予算成立後の衆院解散総選挙がハッキリ見えてきたのではないでしょうか。