後期高齢者医療制度の見直し作業が大詰めを迎えています。
自民・公明両党は低所得者層だけではなく中間所得者層にも負担軽減措置を広げる見直し作業を進め大筋で合意しました。
通常国会会期末を2週間後に控え急ピッチで進められていますが、法案自体は2年前に与野党合意で可決されていることから超党派で取り組まれているようです。
改正後期高齢者医療保険制度(案)は年金収入を7段階に分け、所得割、均等割で軽減措置の拡大が図られる見通しとなっています。(赤字が今回改正される部分)
年金収入 所得割 均等割
0~153万円 元々なし 79万円以下は90%
79万円超 は70%
153万円超
~168万円 100% 70%
168万円超
~173万円 75% 50%
173万円超
~193万円 50% 50%
193万円超
~208万円 25% 20%
208万円超 0% 20%
238万円超 0% 0%
これで十分かどうかは別として国民の不満を受けてスピード改正で対応しようとしていることには一歩前進と一定の評価を与えてもいいと思いますが、皆さんはどうお考えですか?