昨日の東京株式市場は前日から750円以上も値を下げて13,000円を割り込んでしまいました。
アメリカ市場がサブプライムローン問題で急速に冷え込んでいくことに合わせるかのように日本経済も大風邪をひいてしまっているようです。しかし日本経済冷え込みの発端はネジレ国会による国の意思決定が思うようにならないと判断した投資家の資金引き上げが始まり、特にテロ特措法の期限切れとその後の対応は国際信用力を大幅に低下させました。
失われた投資家のそうした資金はドルもダメ、円もダメで原油産出国への投資に流れが大きく変わっているようです。今年北京オリンピックが行われ、バブル景気のはずの中国・上海市場ですらトバッチリを受けて株価が暴落しています。(そりゃそうですよね。今、中国には世界中の投資資金が集まっているんですから・・)
国内でやれ自民党が悪いだの政権交代だのと内輪揉めをしているうちに政治的にも経済的にも国際社会からは見放されているという事を国民もマスコミももっと自覚する必要があると思います。結局一番損をして不利益を被っているのは国民の皆さんですよね。