広島市の暴走族追放条例違反の罪に問われた暴走族の元面倒見の上告審判決で最高裁は条例を合憲とし、1、2審判決(懲役4月 執行猶予3年)を支持し、被告の主張する「規制される対象者や行為があいまい」とする上告を棄却しました。
発端は平成14年(’02年)2月16日夜、中区のアリスガーデンで特攻服や覆面をして集会を開く少年たちに平穏な暮らしを取り戻したいとする団体がメッセージを手渡すことがキッカケ(実際はデモンストレーション)で新年度予算を審議していた定例会で可決成立したものです。
この条例制定では相当な議論の末、可決されたことを覚えています。
中身の問題もさることながら共産党が名称のなかで「追放」を「根絶」にしろとこだわっていたのが印象的でした。