「住居喪失不安定労働者」と聞いて何のことか皆さん解りますか?
これは厚生労働省が昨日発表した「ネットカフェ難民」のことです。
それでも解らないかもしれませんが、日本に居ながら難民というネーミングですから如何なものかと思いますが、いわゆる帰る家がなく、日雇い労働や非正規労働に従事して生活している人たちが、仕事が終わればインターネットの設置してあるカフェや漫画喫茶をオールナイトで利用し寝泊りするのだそうです。もちろん失業している人もいるそうです。
こうした人たちが全国で5,400人もいてそのうち20歳代が27%、50歳代が23%もいるんだそうです。収入は東京で月11万円、大阪で9万円が平均だそうです。
厚生労働省は「こうした人たちのために悪循環を断つ支援策を行っていく必要がある」と話しています。