第21回参議院選挙は戦前の予想で「亥年の選挙」は荒れるというジンクスが現実のものとなり、我が自民党にとっては大変な危機を迎えました。
そうした厳しい状況の中で広島選挙区のみぞて顕正候補に力強いご支援で4回目の当選をさせていただいたことに対し、ご協力いただいた関係の皆様に心からお礼と感謝を申し上げます。
誠にありがとうございました。
今回の選挙では広島県の参議院における4議席のうち自民党1議席を守らせていただきましたが、歴史的な大敗を喫した我が自民党は大いに反省すべきを反省し、真に国民の負託に応えていくことが大事であり、そのためには耳を傾けるという真摯な姿勢を示す必要があると思います。
ただ、国際的には政権の脆弱さを露呈したことが明らかですから、日本の発言力は低下し、積極的なリーダーシップはとりにくい状況になったかもしれません。予想されることで一番マズイことは国内外の投資家たちの株式市場に対する行動がどの程度のものになるか解りませんが、約2%の経済成長を続けている日本経済ににブレーキがかかってはいけないと思います。
特に11月に期限切れとなるテロ対策特措法が参院で混乱し、成立しなければ日米同盟に支障をきたすだけではなく原油価格に多大な影響を与えることが予想され景気を失速させる大きな原因になることは間違いないと思います。
来年夏は先進国首脳会議(洞爺湖サミット)が北海道で開催される予定ですが、その頃日本はどのような状況になっているでしょうか、大変心配しています。