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これでいいのです!

自民党広島県連は4月8日投開票の広島市長選で、推薦決定している参議院議員の柏村武昭氏以外の候補者を応援する議員を厳しく処分する方針を固めた。

方針に反した議員には離党勧告、公認取り消し、除名など厳しい処分が待っている。過去の市長選では候補が良いとか悪いとかを理由に保守分裂を繰り返し、その結果、議会内で骨肉の争いが続き会派分裂などを引き起こしてきた歴史がある。

市長選に限らず過去の国政選挙、首長選挙では自らの立場を忘れて勝手な解釈や行動がまかり通ってきたが、こうしたことも有権者の政治不信を招く大きな原因になっている。

小泉政権下での郵政解散総選挙でこうした事情は一変し、本部と県連の関係も組織としてキチンと整理されたが、先日の宮崎知事選挙では愚かな間違いを繰り返した結果が如実に表れた。

ましてや選挙に出るとき、応援するときで筋の通らない行動を取るとき、これまでだと一時的に離党して選挙が終われば何もなかったかのような顔をして復党するというテクニックが使われてきた。しかし、今回の市長選挙からはそうした都合のいいやり方は出来なくなる。そうした意味で県連の方針は大いに賛成できるし、市民、有権者の信頼回復に努める意義は大きい。

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