第88回全国高校野球選手権大会で悲願の初優勝を果たした早稲田実業のハンカチ王子こと斉藤祐樹投手の進路が注目されていましたが、今日の夕方5時頃、国分寺市の同校で記者会見し、「大学進学を希望する」と発表しました。
何故なら本人いわく、「進学するために早実に来た」という決意を周りの誘惑や一時的な熱で自分を見失うことなく初志貫徹したようです。
本人は具体的に進学したい大学名を明らかにしませんでしたが、同校校長は「早稲田大学に進学させたい」と語りました。
それにしてもこの会見、斉藤投手はとても高校生とは思えないしっかりとした考えを述べていました。テレビのニュースを見た多くの人たちもそのように感じられたのではないでしょうか。
また、会見が終わって席を立つとき、自分の座っていた椅子をキチンとテーブルの下に整頓するだけでなく両側に座っていた関係者の分まで直していました。
これは単に早実の野球部における躾もさることながら、小さい頃から家庭でキチンと育てられたことを窺わせるシーンで何だかとても嬉しくなりました。
4年後には一回りも二回りも大きく成長した君がドラフトの目玉となっていることを楽しみにしています。