昨日、日本はワールドカップ初戦をオーストラリアと戦い1:3で逆転負けを喫した。
素人の私だが自分の目に映った日本代表チームは最初からずっとチグハグだったように思う。開始直後の2~3分は速攻のように攻めたが、気持ちが空回りし、アシストやパスのタイミングが合わない。最後までこの状態が続いたように思う。
ボールの支配率はオーストラリア52%に対し日本のそれは42%という結果だが、見ていた私の目には数字以上の差を感じた。それはシュート数の圧倒的差に表れているからだろうか。
中村俊輔のゴール前に上げたフリーキックが直接ゴールインして幸運な1点で先行したが、ロスタイムを含めた残り10分以内に同点、逆転、ダメ押しの3点を決められ屈辱の敗戦。
オーストラリアの執拗なシュートを何度も止めたゴールキーパーの川口は責められないだろう。それよりもオーストラリアの長い縦パスに翻弄され、体力を奪われて運動量の減った日本ディフェンダー陣を狙い撃ちされ、相手の有効な選手交代で最後の最後に怒涛の3点を決められてしまった。
初戦を落とした日本はこの大会の決勝トーナメント進出に暗雲が立ち込めた。