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今どきのご近所付き合い

世相を反映していると言えばそうかもしれないが、人間関係の稀薄さを露呈した記事が目に飛び込んできましたのでご紹介します。

隣のアパート暮らしの一家が我が家の駐車場で許可なく子供とキャッチボールや花火をしているのですが隣りのよしみで注意もできないと嘆く岐阜市の主婦(56)は「他人の土地に無断で入り込むような非常識な行為は謹んでほしい」と言う。

「表の市道を自分の庭のように占領して子供がキャッチボールしたり自転車の練習で塀や壁に傷をつけても親は知らんぷりで困っている」という堺市の主婦(31)の話。

隣りの家が餌をやっていることから野良猫が居着くようになってしまいました。「花壇の花や植木を踏み荒らし、フンも臭くてたまりません。おまけにその餌を目当てにカラスが十数羽集まって来てカーカーとうるさくてたまらない」という尼崎市の主婦(56)の話。

「隣りとは近所付き合いしてもらえません」というのは神戸市の主婦(54)のケースは隣りの人は凄くきれい好きで服のホコリを払うのもいちいち玄関を開けますし、朝5時頃から掃除を始めてこっちはゆっくり睡眠もとれませんと言う。

悪い話ばかりではないですよ。

「子供がどんな迷惑をかけるかもしれないので、こちらから挨拶に行きました」と言うのは引っ越した経験が何度もある奈良県香芝町の主婦(49)。特にお隣りさんとは気まずくならないように車の出し入れに注意を払うことや旅行に行った際には相手の負担にならない程度のお土産を買ってきたそうです。こうした付き合いが功を奏したのか「子供が熱を出した時にはお隣りさんが車で病院に連れて行ってくれました」という正に遠くの親戚より近くの他人という生活。

噂話の輪にうまく加わることを勧める岐阜市の主婦(60)もおられます。
ただし、相槌を打ったりしていると悪者にされることもあるので聞き役に徹しているそうですが、そうしたときは噂話から趣味や料理など楽しい話題に方向転換するよう努めているそうです。また、上手にお付き合いしていく上で欠かせないマナーとして「誰よりも先に自分から挨拶するように心掛けています」とのことです。

「家庭菜園で取れた無農薬の野菜です。食べてください。」とメモをつけて玄関先のドアノブに吊るしておくと「おいしかったです。ありがとう。」と返事が来てとても嬉しいというのは大阪市の女性(62)。

みなさん色々とご近所付き合いを工夫されているようです。
皆なお互い様の気持ちで向こう三軒両隣りの生活ができるといいですね。

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