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民主党代表選挙

民主党の小沢一郎前副代表は昨日、フジテレビの「報道2001」で「先頭でも一番後方でもいいが頑張る」と述べ、7日の代表選に強い意欲を見せた。

「遂に自分の出番が来た 俺がやらなきゃ誰がやる!」というのが本音だろうが、出馬に関しては明言を避け慎重姿勢を保っている。

挙党体制を作ることが最重要課題であることからギリギリまで小沢アレルギーを払拭するための努力を要す。

選出に当たっては代表選挙という形にすることが大事だが、結果的に立候補は小沢一郎だけだったということが望ましい。さもなければ新体制後も禍根を残すことになり、党運営に支障をきたす。しっかりお互いが考えてほしい。

この点について渡部恒三国対委員長は一番が代表、二番が幹事長になれば言いといっているが私の考えは少し違う。

今、出馬を検討している有力候補の対抗馬は菅 直人元代表だが彼は既に代表経験者であり、民主党にとって有能な人材ではあるが新鮮味がない。今回は幹事長を受けて党建て直しに尽力することを願う。

今回の偽メール問題は単なる民主党の信用失墜行為に留まらず存在意義までも大きく揺らいだ。それでなくても寄り合い所帯と揶揄されまとまりがないといわれている民主党は解党的出直しが必要である。ここは”小異を捨てて大同につく”ことが必要ではないか。

この人の知恵と勝負勘は並外れたものがあると私は思っている。この人が出てくることは自民党が一番嫌がるだろうが、そのほうが緊張感があっていい。それでこそ国民のためのガチンコ論議ができるのであり、2大政党に向かう意味がある。

昨年の衆議院選挙で大勝利を収め大きな議席を得た自民党は小泉首相の9月退陣を控え、総裁選候補でもめている場合ではなくなってくる。

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