イラクで日本人3人が「聖戦士旅団」と名乗るテロリスト系集団に拘束された。 要求は「復興支援活動を行っている自衛隊を撤退させろ。従わなければ3人を殺害する」というもの。猶予期間は3日間とされている。
この集団が何者か特定できていないが、政府は情報収集と人質救出に最大限努力している。早速、逢澤外務副大臣を現地に派遣したが小泉首相や福田官房長官は「自衛隊の撤退は無い」と明言している
このところイラク国民の6割を占めるといわれるシーア派のうち、サドル氏を中心とした反米勢力が衝突を繰り返しているがこれとの関連はないか。
また、宿営地近くに打ち込まれた初煙弾は復興支援を行う陸上自衛隊を狙った計画的な犯行とほぼ断定した。これによる怪我人は出ていないが迫撃砲対策が急務となった。
こうした事件が現実に発生したことにより、政府、小泉首相は正念場を迎えることになるのではないだろうか。