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東京都知事に小池百合子氏(64)が当選しました。
自民党、公明党、こころが推薦する増田寛也氏(64)と野党4党統一候補の鳥越俊太郎氏(76)が主戦的な立場で選挙戦を戦いました。
当初は三つ巴かと予想されましたが、誹謗中傷合戦の中、政策論議は深まらず覚悟の立候補を貫いた小池氏が自民支持層の52%、無党派層の50%超など年齢層、支持政党の中からも多くを取り込み大勝しました。
空けてみれば小池百合子2,907,376 増田寛也1,790,287 鳥越俊太郎1,342,317という結果に終わりました。
東京知事としては初めての女性都知事で全国では7番目、現職では北海道、山形県に続き3番目の女性知事となりました。
安定よりも原発よりも「東京大改革」と刷新を訴えた小池氏のほうが分かりやすかったと思います。
来年の都議会議員選挙や2020五輪など現実的な対応が双方に求められ、混乱から安定まで、刷新という痛みを伴う現実を今後どのように越えていくかが大きな焦点になりそうです。