ひとつ前へ戻る
東京都・舛添知事の政治資金流用疑惑に関する都議会の一般質問が行われ、15人が登壇したようです。
各会派からは知事の進退をうかがう発言が相次ぎました。
知事の答弁が先日の代表質問と変わらない不誠実な対応だとの批判が大勢です。
本会議終了後、「知事給与の50%減額」の意向を示し、15日の最終日までに条例改正案を提案するようです。
議会側は条例改正案を受け入れて賛成するか、突っぱねるかのジレンマに立たされる形になっています。
都民の多くは、辞職を願っている人が殆どだと思います。
今、隠れたところで最大のネックになっているのは、2か月後に迫ったリオ五輪の問題です。
東京都知事は、リオ五輪終了後の閉会式で2020東京五輪の開催都市の首長として引き渡しセレモニーへ出席しなければなりません。これを如何に考えるかという問題です。
2か月間という短期間に各政党が候補者を立てられるか、参院選との関係、50億円と言われる選挙費用、4年後の東京五輪直前の都知事選挙執行などいろいろな問題が障害となり、都議会、各政党とも対応に苦慮している様子です。
これから始まる総務委員会での詳細な議論が、この問題の行方を左右しそうですが都議会、国政政党は世論の動きをしっかり見極めることになりそうです。
この問題は東京だけでなく日本全体の問題になってきつつありますね。