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過去のひと言

システムリニューアル前に書き溜めていた今日のひと言の過去ログ

 

現在は 母谷たつのりのFacebookページ にて今日のひと言をつぶやいております。

大賛成

2008年12月29日

常々、「日本の農業政策は間違っている」と思っている僕は石波 茂農林水産大臣が昨日の記者会見で発表した減反政策(生産調整)の全廃を含めた見直し論に大賛成です。

背景には事故米の輸入、さらにその悪用といった問題があるものと思われますが、毒入りギョーザ事件に始まった食の安全が脅かされ続けた1年でもあり自給自足の原点に返るいいきっかけだと思います。

気候変動が著しい昨今では干ばつで干上がった広大な土地をテレビなどで見ることがあります。天変地異は日本も例外ではありませんが、世界同時経済不況に陥った今だからこそ子々孫々まで生き抜いていくための農業政策を見直すいいチャンスではないでしょうか。

日本は資源の無い国だからこそ開国以来、教育に力を注いできました。その結果、物つくり大国日本は世界に冠たる経済大国になったことは事実です。自動車産業、精密機械、電気産業などが発展する一方で日本の農業はどんどん失われ、自給率40%(カロリーベース)とまで言われるようになりました。先進国でこのような国は無いそうですね。自分たちが自国で生産、消費していたものを輸入することにより安心が確保できない政策なんて本末転倒もいいところではないですか皆さん。

「自分たちの食べるものは自分たちで作る」という基本を忘れて目先の利益を追った結果が今私たちの目の前に横たわっています。

資源は無いが主食の米や野菜や肉は自国で十分生産出来、食っていけるという自信が世界と対等に渡り合っていける大事な条件ではないでしょうか。要は生産コストの問題であり、これらを国策としてどのような柱に据えて国民生活を守っていくのかを真剣に考える時が来たのだと思います。

全国学力調査

2008年12月26日

秋田県の寺田典城知事は県内25市町村の科目別平均正答率を公表しました。

文部科学省では市町村や学校名が解る公表はしないようにと教職員組合に配慮した実施要綱を決めていますが、法的拘束力や罰則規定は無く実質的に知事等の意思で公開できることになっています。

ただし、公開には相当なエネルギーを必要とすることからなかなかこのような知事の出現は困難ですが、最近では大阪府の橋本知事、埼玉県の上田知事、条例改正した鳥取県の平井知事など調査結果の公表に前向きな首長もいることから今後はこの問題に対する波紋が広まりそうです。

昨年、広島市でも43年ぶりに再開した全国学力調査結果の取り扱いでは僕自身も同様の考え方から平成19年9月議会の一般質問で取り上げています。

日本の子どもの世界的な学力水準は経済協力開発機構の学力到達度調査でも明らかなように全体的に下降傾向にあります。特に読解力では41カ国が参加した前回の8位から14位にまで下がっています。

貴重な税金を使っての調査は文部科学省や都道府県だけのものではなく児童、生徒にも有効に役立てられるものでなくてはならないと思います。

Merry Christmas

2008年12月25日

今日はクリスマスですね。

それぞれに楽しい時間を過ごすことができるよう祈っています。

ホワイトクリスマスになればさらにムード満点ですが・・・

今年もあと1週間になりました。

今日が素晴らしい1日になりますように。 アーメン。

首相のメンツ

2008年12月24日

税制改革の中期プログラムで消費税の引き上げ時期について「11年度」を明記することで与党・自公の合意に至りました。

11年度に拘った首相のメンツを立てた格好になりました。一方で景気の回復が前提という公明党にも配慮し玉虫色との批判もあります。

23日未明、合意に至り麻生首相は満足そうに与謝野経済財政担当大臣、額賀財務大臣を「よくやった」と労いました。

早いものです。

2008年12月22日

今年も残すところあと僅かとなり、あっという間の一年が終わろうとしています。「あ~あ、早いのう」って感じですね。

9月以降、急速な経済状況の悪化と金融不安は瞬く間に世界を席巻し、当初甘く見ていた日本も例外ではなくなり深刻な状況に陥っています。サブプライムローン問題の発覚後、1年を経て世界経済は凍りつき特に大企業中心の外需による日本経済は円高の進行により自動車産業を筆頭に大打撃を受けています。

貿易摩擦解消のための輸入のうち特に中国製品の相次ぐ毒物混入は内需拡大のための産業育成や産業構造の見直しをする良いきっかけになったと思います。また、国内企業による偽装事件も後を絶たず食の安全が脅かされ続けています。

こうした外需依存型の日本経済は世界の不況をまともに受けて大きくバランスを崩してしまいました。こうした時こそ現状を見直して将来の日本を見つめ直すことが必要です。ピンチはチャンスになりえると思います。

少子高齢化が加速していく中、外需依存から内需拡大へ、都会一極集中から中山間地へなど農耕民族は農耕民族らしくその知恵と技術を生かした生活様式など新たな未来像を描く必要もあると思います。特に自給率はなるべく早く50%まで引き上げる政策が必要です。

国会は年明けの1月5日に通常国会が召集され第2次補正予算と平成21年度予算を併せた実質14ヶ月予算の審議に入り、政治、経済ともに激動の時代が幕を開けます。

当面、5月末から6月初旬あたりが衆院解散総選挙になると予想されますが、この状況では9月までの任期満了という線も出てきたのではないでしょうか。特に選挙後の政界は再編が囁かれていることに注視しなければならないと思いますが、日本の政治が今大きな転換期に差し掛かっていることは間違いなさそうです。

春先の3月末には多くの企業が決算時期を迎え、下半期の実績は上半期の利益を吐き出しても足らないくらいの大損失が発生すると予想されます。内部留保など体力がない企業にとっては悲惨な状況が懸念されると同時に正社員のリストラが現実のものになることもありえると思います。

暗い、厳しい話で申し訳ないのですが、広島市にとっても大変な状況が待ち受けています。税収は伸びるどころか大幅な減額が予想され、今出来上がりつつある来年度予算編成は大きく見直さなければならない事業がたくさんあるのではないでしょうか。

平成19年、20年、近年やっと2100億円台にまで回復した一般税収ですが、来年はかなりの落ち込みを覚悟しなければならないと思います。予算規模でも再来年はひょっとして15年~20年くらい前の水準にタイムスリップするかもしれませんよ。(チョッとオーバーかな)とりあえず来年の頼りは道路特定財源の一般財源化で7500億円と別枠の1兆円が地方交付税で配分されることに期待するしか道はなさそうです。

いずれにしても国、地方ともに厳しい2009年、平成21年度という年になりそうです。せめて健康だけには気をつけて新しい年に備えましょう。幸い今年のカレンダーは大型の冬期休暇となっています。しっかり身体を休めてまた来年頑張りましょう。

ラストスパートの1週間、やり残しが無いよう頑張ります。あまり関係ないですが明日は祭日だし、その次はクリスマス。金曜日で役所は終わりですもんね。今週もあっという間に終わりそうです。まぁ、それぞれにしっかりシメましょう! では・・・

12月定例会

2008年12月20日

12月議会が今日から始まりました。

一般会計補正予算など25件の議案が提案されています。

早期再提出されるはずだった地球温暖化条例は今議会では提出が見送られました。

あれだけムキになっていた秋葉市長ですが、どうしたんでしょう。

9月定例会に提案された横暴な条例案の内容は訂正できていないからだと思いますが、施行に伴う企業のコスト負担の問題もさることながら対象面積は他都市と比べても2,000㎡にするか5,000㎡かでは大きな問題がありますよね。

ましてやその内容を条例に明記しないなんてそういう不備な条例案では可決されるはずもありませんからね。

「他都市で出来て広島では何故ダメなのか」とマスコミを使って議会を悪者にした報道をしていますが、条例のネーミングだけ良くても内容が不備なものはダメでしょう・・・?

へぇ~、そうだったの!

2008年12月19日

今朝は西消防署に行って来ました。

そこで聞いた話の中に驚いた興味深い話がありました。

実のところ失火原因は火の不始末とよく言われていますが、火事になったその部屋は足の踏み場も無いくらいゴミだらけで散らかっているというのが共通した現象なのだそうです。そうした部屋の多くはワンルームマンションで男女を問わず若年層の人が住んでいることがほとんどだそうです。

電気を止められてロウソクで生活していたとか、アロマテラピーをやっていて熱でガラスが割れて火が点いたとかが原因のようです。

建築物も現在では不燃物を使った建物が多くそれほど延焼していないので僕たちがニュースで見ることが無いのですがこういう火事が多いんだそうです。

失火原因となる人の生活様式というか態様が共通しているとは始めて知った事ですがいい勉強になりました。

せめぎ合い

2008年12月18日

消費税率の引き上げ時期について2011年度と明記した政府案を与党のプロジェクトチーム(社会保障と税制)が議論を始めました。

麻生太郎首相のこだわる2011年度を尊重したい自民党と次期衆院選を意識して明記することに反発する公明党との議論が激化しそうな雰囲気です。

先の税制改正大綱では年次明記を見送ったことでその整合性を主張したい公明党ですが、中期プログラムでは目標をハッキリさせることで軸をしっかりとしたい自民党があえて選挙には不利な消費税率引き上げ時期にこだわっているようです。

医療、福祉、年金に代表される社会保障は待ったなしの改革が求められており、その財源は消費税率引き上げに委ねるしかないのが現実です。責任政党として国の将来を考えるならば絶対に乗り越えなければならない重要な意思決定だと思います。

また、これまでの公明党との選挙協力、連立政権にも翳りが見え始めています。特に第2次経済対策に盛り込まれた定額給付金(公明党提案)の問題は自民党内に大きな傷跡を残すことになりました。

次期衆院選後を見据えた政界再編により、新たな連立政権誕生が模索されているように感じます。ただ、その場合でも短期的に一気に成熟することはあり得ないと思います。政界再編の落ち着いた中期的な時期に大連立が実現し、その後最終的に本当の意味での2大政党の時代が来るような気がします。

いずれにしても来年という年が目前に迫っていますが、政治、経済ともに冷え切った中で混乱した世になるということを予測しておかなければならないと思います。地方は大変です。

行って来ました

2008年12月17日

搬入された建設残土や汚泥で平成3年から埋め立てしている「五日市地区産業廃棄物等処理事業」の現場検体検査でダイオキシンが検出された問題でこの事業を行っている財団法人 広島県環境保全公社の五日市管理事務所に行って来ました。

すぐ目の前にはなぎさガーデンマンション群が立ち並び、近くには学校、療育センターなどを含め新たな地域社会が形成されています。

現在、他の汚泥等の検査分析結果が待たれており、結果が出るまで1ケ月くらい時間を要するとのことです。これらは現在ブルーシートで覆われていますが心配です。仮にダイオキシン等有害物質が検出された場合、搬入業者の搬入停止処分を行うとのことですが公表するかどうか分からないといわれました。

広大な埋立地は面積375,500㎡、容積485,5000㎥というとてつもない大きさです。

公社では万全の体制で悲惨防止に努めるといっていますが、現場では硫化水素発生の原因となる廃石膏ボードが野積みされていたりしてあまり良い印象は持てませんでした。

晴天なり

2008年12月16日

今日は冬に向かう厳しい寒さを忘れさせる小春日和となっています。

3時からの勉強会に備えて少し早めに家を出て、十日市でバスを降り徒歩で議会まで来ました。とっても気持ちのよいお天気なのでついそうした気分になりました。

途中、平和公園では好天に恵まれて真剣なまなざしで将棋盤に向かっている人たちが何組も見受けられました。慰霊碑ではたくさんの人たちが祈りを捧げ、奈良から来たと思われる団体が原爆資料館に入っていきました。

5年前くらい前に予算特別委で質問したジュノー博士の顕彰碑の前を通って来ました。

途中で宝くじ販売所の前に差し掛かったのでジャンボ宝くじをついつい買ってしまいました。どうぞ当たりますように・・・ちょっとでいいから・

定例会終了

2008年12月15日

本日、12月定例会最終日は第110号議案「職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正」についてが賛成少数で否決されて閉会しました。

社会、経済情勢が混迷する中、公務員だけ勤務時間が短縮され厚遇される事は許されることではありません。

総務省は一昨年からこの問題の是正を求めており、一番最悪のいタイミングで議案の提出をした市長の政治姿勢に大きな問題が含まれています。

少なくとも時間は十分にあったはずで市民感情をも無視した傲慢さは大いに反省してもらいたいと思います。

中川勉強会

2008年12月12日

正式には社会保障改革の議員連盟で「生活安心保障勉強会」という会の設立準備会が開かれました。

衆院50名、参院7名の両院で併せて57名が参加しました。

衆院選挙後の政界再編を睨んだ布石との見方が一般的ですが、反麻生グループの塊になっています。

麻生首相に対する大いなるプレッシャーをかける目的は明白で路線の対立が今後どのような形に発展するのか、収束するのか見通しは不明です。しかし、地殻変動が起きていることは否定できません。

若手、中堅と言うだけでなくいわゆる大物議員も名を連ねていることが様々な憶測を呼びそうです。

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