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過去のひと言

システムリニューアル前に書き溜めていた今日のひと言の過去ログ

 

現在は 母谷たつのりのFacebookページ にて今日のひと言をつぶやいております。

幻の衆院解散?

2008年10月10日

東京株式市場は今日朝一番から値下げを続け、いきなり9,000円割れとなり、その後も下げ止まりすることなく8,100円台まで下げて前場を終了しました。

今朝のテレビで今後7,000円台突入もあると解説していましたが、こんなスピードで下落するとは誰も想像していなかったと思います。

既に日本が経験した金融ビッグバンや公的資金注入で切り抜けてきたものとはケタが違いすぎるようです。既に大和生命という保険会社が経営破たんしたと昼のニュースで伝えていました。

ガソリン等の暫定税率問題でゴタゴタした後、これまでの間に街のあちこちでガソリンスタンドが店舗閉鎖しているのが目につきます。また、不動産関係会社の相次ぐ経営破たんに加え、今後は金融関係の経営破たんが懸念されています。

こうした状況で衆院解散はどう見てもありえないし、これまで早期解散を扇動してきた野党、マスコミは一斉にトーンダウンしています。

その隙に第2弾の追加経済対策を指示した麻生総理は景気のテコ入れを主軸に地方支援策に余念がありません。

そうしている内にインド洋給油活動継続のための新テロ特措法の審議入りが迫ってくるとそのまま年末を向かえ越年となる可能性も出てきました。ゴタゴタしたからと言って衆院3分の2再議決をそう簡単に使うとはとても思えません。
年が明ければ例年の場合、20日前後には通常国会召集となりますから全く不透明な状況が益々不透明になっています。

幸か不幸か麻生総理にとってはこの金融不安という神風が吹いていることでどうも解散風を吹き飛ばしているようです。

保 留

2008年10月09日

カープのブラウン監督は球団から来季の正式な続投要請を受け昨日交渉しましたが契約を保留しました。なかなかの反骨精神の持ち主で筋が通っていると思います。

新聞では契約期間と年俸で見解の相違があったとい言いますが、どうもそれだけではなさそうな気がします。

鈴木球団本部長との交渉で球団は采配面についても注文をつけたようです。これは監督の続投要請にしては余りにも失礼な話で言わば「条件付きで監督をやってくれ」と言っていることになります。

後半戦は特にクライマックスシリーズ進出を懸けた戦いが続いていたとは言え、ブラウン監督の力量を評価して来季の続投要請するならばもっと早い時期に行うのが礼儀というものでしょう。

球団が来季は新球場が完成することからカープ球団生え抜きを監督に据えたいと考えていたのは規定路線であり、続投要請の時間的タイムラグはブラウン監督のご機嫌を損ねたと思われます。

平たく言えば球団は「来季は生え抜きでやりたい」と水面下でギリギリまで粘ったが意中の承諾に至らず渋々続投要請したということになります。

さらに「采配に口出しするなんて馬鹿にするのもいい加減にしろ!」と言いたいのがブラウン監督の本音でしょう。今季は多少荒っぽいこともしたが、若手を使って成長させ将来に道筋をつけた戦いで久しぶりにファンを熱狂させたと思います。こうした功労に気がつかないでこれが当たり前のように交渉に臨ませたお坊ちゃまワンマン経営者の方がどうかしていると思います。 

今日の中国新聞記事には「思わぬ米国流の交渉姿勢に」と表現し、「保留は想定外だった」と言わしめていることにその傲慢さが如実に表れています。一体何を考えているのかこの経営者には人の気持ちとか心とかいうものが全く分からない人だということが改めて分かった気がします。

選手も監督も大変だこりゃ。みんな育った選手は外へ出て行ってしまうのも無理はないですね。

解 雇

2008年10月08日

昨日の衆院予算委員会で麻生総理は解散の時期について「まずは争点をはっきりしないといけない」との認識を示し、「大量の票を有権者から得た480人の議員を解雇することになる解散は十分考えた上で決断したい」と述べ慎重な姿勢を示しました。解雇とはなかなか経済界出身者らしく面白い表現だと思います。

補正予算は今日衆院を通過し参院に送付されますが、今回の場合、参院で否決されることは考えにくく来週中には補正予算が成立する見込みになっています。

麻生総理は「今やることは経済対策」との所信を貫き、野党も反対できそうにありません。今後も第2弾の経済対策を望む日本商工会議所会頭の発言など経済界の要望もあり12月の抜本的税制改正も含めて考える必要がありそうです。

また、中国食品や事故米に代表されるように食の安全を脅かしている現状打開のため、国民生活の安心・安全を確保する消費者庁設置法案の問題やインド洋での給油活動延長を含む新テロ特措法など国際貢献のあり方についても議論を深めることが当面の重要な課題にになってきます。

現在、世界金融恐慌に発展しそうな状況に加え、前述のような問題を抱えている日本がその対策を施さないままの解散はありえないと思います。今やマスコミの勝手な扇動による報道は国民生活を揺るがせにする元凶となっています。

早い時期(11月か年内)にあるとすればこうした政府与党の対応が年金、医療、政教分離など野党攻勢で行き詰ることがあれば国民に信を問うという選択があるかもしれないですが・・・本音はこれらを全部あげてからというのが現時点での総理の本心ではないかと思います。

こうしたことを一つづつ片付けていけば年内解散は難しいのではないでしょうか?この場合、公明党に対する配慮をどのように考えるかということですが、国民はこの点についての賛否も含め重大な関心を持っているということを忘れないようにしなければいけませんね。麻生総理と古賀選対委員長は。

総括質疑

2008年10月07日

今日は決算特別委員会の総括質疑が行われています。

一般会計、特別会計(23)、水道、下水道、病院事業会計の27会計について決算審査が行われます。

なかなか厳しい質問が相次いでおり市当局がタジタジになる場面も見られ、内容の濃い委員会になっています。

こんにゃくゼリー

2008年10月03日

1歳9ヶ月の男の子がこんにゃくゼリーを喉に詰まらせて死亡しました。

これで17人目の犠牲者だそうです。悲劇を繰り返している背景には縦割り行政の弊害が見受けられ、統括した所管官庁が存在していないというところにそもそもの問題がありそうです。

「食品衛生法上に問題はない」という厚生労働省、「原料表示に問題はない」とする農林水産省、「物理的な製品安全の問題ではない」と経済産業省も主張しています。

警告を促すマークの印刷表示はあるものの現実に17人が死亡し、そのうち7歳以下の子供が10人犠牲になっています。

野田聖子消費者行政担当大臣は昨日、製造元の担当者を内閣府に呼び、自主回収を求めましたが、製造元は「検討する」とは言うものの難色を示しています。

現時点でなんらの法律に抵触していなければどうすることも出来ませんが、自由な経済活動と死亡事故との間に何かを規制する新たな法律や所管官庁の必要性を感じます。

今国会には福田前総理の肝煎りで進められた消費者庁設置法案が提出されていますが、1日も早い成立を期待してています。

あれれっ・・・!?

2008年10月02日

どうしちゃったの、カープ?

こんな連敗ってあり? 3位中日と競っている一番大事な時期に来て3連敗はないよ。余りに痛いじゃないか・・う~ん。

済んだことは仕方がないけど残り4試合を全力で戦って全勝しておくことが大前提となりますね。これは。

下位チームに負けてショックは大きいが今は前を見て残り試合を頑張るしかない。クライマックスシリーズへの出場を心待ちにしている赤ヘルファンの期待を裏切るような戦い方だけはしないで欲しい。

今シーズンを完全燃焼で終えたと皆から認められる戦いを期待しています。

決算特別委員会

2008年10月01日

9月定例会最終日に設置された19年度決算を審査する決算特別委員会の全体会議が開かれ、一般会計、事業会計、企業会計など24会計の審査が始まりました。

3つに分けた分科会形式で審査されますが、10月31日に臨時会を開いて最終的な結論が出される予定になっています。

所信表明演説

2008年9月30日

29日午後、麻生太郎新首相は衆参両院で所信表明演説を行いました。

自らが総裁選挙で勝利したときに発した「次期衆院総選挙に勝利して初めて天命を全うしたことになる」と述べたように演説内容は民主党との戦いを前面に出したものとなりました。けんか太郎の戦術は民主党に対していかにも挑戦的、挑発的な内容でした。


また、後期高齢者医療制度について国民を混乱させたことへの陳謝、見直について触れ、当面の経済対策、中期的な財政再建、改革による経済成長で取り組む基本方針を示しました。

異例だったのは演説で民主党に質問を投げかけたことです。「緊急総合経済対策実施のためには補正予算を早期に成立させなければならないが、良いのか駄目なのか代表質問で示して欲しい。独自の案があるならそれでも良いが財源を示せ」と逆質問して迫りました。続けて「民主党の抵抗で1か月分穴の開いた地方道路財源を補填する関連法案を速やかに成立させねばならないが、賛否を伺う」と捲くし立て双方の考えや案を国民の前で競いたいと述べました。

昨年夏から続くネジレ国会の中で政権運営が国民不在の政局中心で物事を進めてきた民主党に対する強烈なストレートパンチで久々にスカッとしました。

この人の良さはハッキリものを言うことだと思います。時代は強いリーダーを求めています。混迷する時代だからこそ、何が正しいのか分からなくなっている時代だからこそこうしたリーダーが求められるのだと思います。

解散総選挙が目前に迫っているような気がしますが、よくよく考えてみると解散する理由は今のところ何もないのが現実ではないでしょうか。

来年の東京都議会選挙を控え公明党に早期解散を迫られているからとか、昨年以来優勢にある民主党から政権奪取のためその声が上がるからとか、閣僚の不祥事、不適切発言などで有利に選挙戦略を進めようとする野党の思惑などがマスコミを通じて報道されることで「選挙なのか」という世の中の空気でしょうが、現時点で自民党にとって解散しなければならない本当の理由はなに一つないのです。

それでも解散・総選挙の流れは止まりそうにありませんが、補正予算の成立を阻むとか誠実な国会審議が出来ないなど野党の姿勢や戦術を批判して解散理由になるのが専らの見方のようです。もちろん審議に入っても空転したらその時点で終わりです。でも本当の事はその時になってみないと分かりませんがね・・・

また昨日は米国下院議会の金融安定化法案が大方の見通しを裏切って否決されました。これを受けてイギリス、ドイツを始め証券市場は大暴落しており、日本市場でも今日前場から前面大幅値下げ状態となっています。米国・サブプライムローン問題に端を発した金融問題は欧州、米国などで銀行、証券会社の経営破たんが相次いでおり、世界金融恐慌に発展する危険性を孕んでいるのではないでしょうか。10年前に日本がそうしたように一時的な国有化や合併で切り抜けることが出来ればよいのですが・・・21世紀初のオイルショックに加えこうした金融不安はもうすぐ世界同時不況となるかもしれません。

有終の美

2008年9月29日

昨日、平成20年(2008年)9月28日、広島市民球場で行われるプロ野球ペナントレースが最後の日を迎えました。

昭和32年(1957年)以来、カープの本拠地として51年間慣れ親しまれた球場で3万人を超えるファンが声援を送りました。

今年はすべての対戦カードで20万人を超す観客動員を達成し、球団歴代2位の139万680人となりました。

今後は残り7試合をビジターで戦うことになりますが、クライマックスシリーズ進出を懸けて最後まで全力で頑張って欲しいと思います。

そして再びこの市民球場で戦う日本シリーズも見たいですね。

セリーグ3位のチームがパリーグ優勝の西武と戦う試合は興味津々です。ぜひともカープが勝ち抜いてくれると信じています。

サプライズ

2008年9月26日

小泉純一郎元首相は「36年間議員生活をしてきたが、自分の役割は済んだ。引き際を大事にしたい。」と心の内を明し、次期衆院選に立候補せず政界を引退する意向を示しました。

その理由にはさまざまな憶測が飛び交っていますが、小泉氏に近い国会議員や地元関係者は一様に驚きを隠していませんが、「小泉流の美学」と受け止めているようです。

構造改革を目指し、また、北朝鮮による拉致問題解決のため2回の訪朝に加え悲願の郵政民営化を果たして一時代を築いた宰相が国会を去ることになります。

首相になってからは自民党総裁としても中曽根康弘元首相、宮沢喜一元首相などに対し、高齢を理由に引退勧告し、公認問題も含め荒療治で選挙に望んだこともあります。特にこの二人には『バッジがなくても十分政治活動が出来る』と説得しました。こうしたことも踏まえ自分なりのけじめをつけたのではないかと憶測します。

引退しても政治活動は続けるようですが、引退宣言までこの人はとうとうサプライズを貫きましたね。

否決です

2008年9月25日

今日は常任委員会の議案審査で経済環境委員会が開催され、今議会に提案されている第96号議案「広島市地球温暖化対策等の推進に関する条例の制定について」に質疑が相次ぎ、討論、採決を経て結果は否決になりました。

採決では委員長を除く8人のうち賛成1、反対6、棄権1となりました。

委員会審査で明らかになったことは条例案提出に当たって広島市の自覚の無さといい加減さが答弁に表れていました。

この事は今日のニュースでも大きく報道されると思いますが、広島市行政の余りにもお粗末な姿が浮かび上がりました。

地球温暖化は国際的な問題でもあり、国を挙げて取り組む重要課題であることに違いはありませんが、広島市がどのような情熱を持って取り組むのかその意欲が明示されていないなど具体的な内容に乏しく厳しい意見が相次ぎました。

J1昇格おめでとう!

2008年9月24日

サンフレッチェが1シーズンでのJ1復帰を果たしました。

昨年の入れ替え戦では精彩を欠き、あえなくJ2降格になりましたが、昨日の対愛媛戦に4:1で勝利し7試合を残しての復帰が確定しました。

風当たりの強さとプレッシャーに耐えてペトロビッチ監督の下、シーズン当初から独走態勢を維持し、これまでホーム2敗、アウェー2敗の4敗しかしておらず勝ち点81は断トツの強さです。

この勢いを駆って来シーズンは一気に上位進出、優勝を狙ってほしいものです。来年は新球場も完成するのでカープとのアベック優勝なんてことになれば一気に広島が元気になります。

王監督の勇退はプロ野球界にとって大きな損失ですが、WBCの日本代表監督就任で2回目の優勝を手に入れて有終の美を飾ってほしいと願っています。

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