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過去のひと言

システムリニューアル前に書き溜めていた今日のひと言の過去ログ

 

現在は 母谷たつのりのFacebookページ にて今日のひと言をつぶやいております。

忘れません。

2004年6月28日

それは平成11年6月29日の6時半過ぎ頃でした。
私は知り合いの人と市内で会っていました。外は土砂降りの大雨で外に出ることはままならない状況でした。

次の瞬間、テレビに映し出されたニュースを見てこれは大変な事になったと思いました。佐伯区河内地区で土砂災害が起きたというのです。私はその人に帰って区役所に行かなければならないことを告げてその場を後にしました。

それから区役所を訪れたのですが、既にハチの巣をつついたような大騒ぎと混乱した状況でした。どの部署に行っても話し掛ける事が邪魔なように思えて長くいることは出来なかったと記憶しています。

2ケ月前の4月14日に当選したばかりの新米議員を相手にしてくれるはずもなく、また、自分自身なにも出来ないまま惨めな気持ちで帰るしかありませんでした。この時の悔しい気持ちは今も忘れる事が出来ません。

河内地区では昨日の27日、「忘れまい6.29集会」と題して行事が行われました。

10人もの人が犠牲になった悲しみを超えて見事に復興した住民パワーに心から拍手を送ります。この陰には人と人の繋がりや信頼関係が不可欠であると、その後も地道な活動と街づくりに取り組んでいる大下宣義連合町内会会長がおられる事はいうまでもありません。

大丈夫ですか?

2004年6月26日

1:29:300の数式で危機管理の大切さを唱える法則がある。

労働災害の分析データに基づいて米国の安全管理技師が唱えたハインリッヒの法則」である。

1つの大事故の前には29の小事故が相次ぎ、その陰には直接、事故やミスにつながらなかったものの300のヒヤリハット事例が存在しているというのだ。

「33」と「32」ここに現実の数値がある。
これは前者が’02横浜母子3人の死傷事故が発生するまでの三菱自動車製による大型車タイヤ脱落事故件数であり、後者は今年3月、六本木ヒルズで大阪府吹田市の6歳男児が回転扉に挟まれて死亡するまでに発生した事故件数である。

こうした事件や事故は法則でいう29を大きく上回り、それを警告しているにも拘わらず放置した結果が招いた悲惨な現実だ。

特に雪印事件以降、BSE問題、日本ハム、浅田農産など近年様々な事件が国内で発覚しているが「ばれたら仕方がない」、「ばれなきゃ何をしてもいい」という企業の体質や社会構造は、この法則でいくとまだまだ隠されているのかもしれない。

こうしてみると危機管理と信用は表裏一体のものである事が良く解るが、コスト削減を追及し、目先の利益を追求するあまり後で取り返しのつかない損害を被っている。
ましてやこれらは全てが人命に関っているということを肝に銘じておかなければならない。

参議院選公示

2004年6月24日

今日、第20回参議院選挙が公示される。

改選数126人に対し、選挙区192人、比例代表128人の併せて320人が立候補する。

今回の選挙はなんと言っても年金制度改革が焦点となる。イラク問題では多国籍軍参加の是非についても問われることになる。

全議席247のうち、今回定数が5減となるが自民党は56議席以上を獲得すると非改選の66と併せ単独過半数になる。年金改革関連法案の強行採決に国民がどのような審判を下すか・・・
政権政党としてはこの苦しく、厳しい戦いを乗り越えなければならない。

投票日は7月11日
即日開票され、未明には大勢が判明する。

終わりました。

2004年6月23日

6月10日から始まった6月定例会が昨日終わりました。

今議会では高速道路整備の問題が最大の焦点になりました。
高速道路公社に本年度事業費の半分を県と折半で負担する費用の約19億円が補正予算として上程されましたが、今春の予算特別委員会での答弁と食い違う市の対応となったため、この議案は否決されました。

予算特別委員会で「県は年度当初予算に19億円を含む予算計上となっているのに市は何故当初予算に計上しないのか」との質問に対し、答弁は「高速道路整備の見直しプログラムが確定してから予算計上する」としていました。

ところが5月31日に行われた知事・市長のトップ会談で、それまでの見直しプログラムに沿った広島市の方針を土壇場で市長が「工法を含め再検討する」と発言したことから見直しプログラムが確定しない状態になりました。

然るにこの補正予算を取り下げることなく議案のなかに含んだ不誠実極まりない政治姿勢が露呈しました。この結果、担当局長が辞職するなど混迷を深めていましたが、委員会や本会議を通して粛々と否決されました。

また西飛行場は将来の広島市にとって重要な都市機能であるとの基本姿勢をも脅かす市長の政治姿勢にこれまでの議論と結果に相反する形になったことから不信感が一層高まりました。

空港機能を本郷に集約し、西飛行場を潰そうとする知事の姿勢にも市議会は反発しており、これに同調するかのごとく「再検討」を表明した秋葉市長の優柔不断な言動はさらに決断と実行が出来ないイメージを強くしています。

モメています。その2

2004年6月21日

今日の総務委員会も建設委員会に引き続きゴタゴタしています。

今定例会に提案されている補正予算のうち、顧問の設置、都市経営推進調査、補助金見直しの委員会運営費の3件が総務委員会で否決されました。

明日最終日、本会議の採決でも広島高速道路公社に対する出資・貸付金と併せた4件とそれに関する議案が否決される見通しになっています。

市長の提案する議案は議会開催の度に何件か否決される異常な事態は今議会も続いています。

また、6月議会最終日の明日は副議長選挙をはじめ常任委員会、特別委員会などの議会人事も予定されており、長い一日となりそうです。

モメています。

2004年6月19日

市議会の一般質問が始まったその日、「真剣に取り組もうとしている議会に対し、市側は誠実に対応して欲しい」と言いましたがその心配が的中してしまった。

3日間の一般質問を終えて、市長の政治姿勢や議会に臨む態度に対して60人の議員の不満は頂点に達していた。

その不満が爆発したのは広島高速3号線の太田川放水路渡河部の建設工法についてと西飛行場のあり方に絡む問題がこれまでの議論の経過と大きく変ってきたからである。

この二つの問題は切り離して考える事が出来ないからこそ5年という時間を要しているのが真実です。広島市自身も西飛行場の有効活用については重要な都市機能として基本的姿勢を認めていながら、5月31日に行われた県・市トップ会談ではそれまでのトンネル工法から橋梁も含めた「再検討」に方向転換した市長の優柔不断さが招いた混乱と言える。

表舞台での混乱の陰で一番の被害者は職員である。これまで市長の命に沿って作業を進めてきたのに最後の最後で市長の心変わりによってドンデン返しが起こり、そう簡単には心身とも回復しないだろう。また、これまで市長を支えていた一番の部下である道路交通局長は、この混乱の犠牲となってトップ会談の翌日、辞表を提出して辞職している。一番信頼していた部下を辞職させなければならないくらい、今の市役所内部は統制が取れなくて疑心暗鬼になっている。

こうした状況下にあっても広島市は西飛行場について重要な都市機能であるとの位置付けは変わらないとしているが、仮にこの部分を橋梁にすると滑走路を横断することになり、その距離は1850mから1450mへと短縮されジェット機は飛べなくなる。

こうした市長の政治姿勢や矛盾点に私をはじめ多くの議員が納得せず、議会が紛糾しているいるのが現状だ。

また、高速道路整備について、その整備費は県・市が折半で行うことになっており、県は3月の時点で当初予算に計上し、その議会で議決されているが広島市は今年度の整備費を当初予算に計上せず、「高速道路全体の整備見直しプログラムが完了してから補正予算で対応する」と3月議会で答弁していたが、太田川渡河部の工法が再検討になったのであれば見直しプログラムは完成していないことになる。したがって補正予算を提出する段階にないというのが私の主張だ。

ましてやこれまでの議論を一切無視して橋梁を含めて再検討するということは事実上の橋梁案への変更であり、秋葉市長の明確な政策転換である。
ならば、その態度を鮮明にし、市民に内容を説明する必要があるがそれを行うことなく詭弁と論点のすり替えばかりを行っている。

このような状況下で昨日行われた建設委員会では、この議案に賛成は1人という大差で否決され、22日の本会議でも否決される見通しが強まっている。

今朝の中国新聞ではこうした状況を記事で伝え、広島大学の戸田常一という教授のコメントが出ているが、飛行場に関することは間違っていないが、補正予算に関する内容はこれまでの議論の経緯を知らないで言ったとしか思えない内容となっている。
また、このようなことで早期整備が遠のくとしたら、その原因は誰が作っているのかと言いたい。
こうした記事を掲載することが市民の思考や判断を誤らせている大きな要因であることは言うまでもない。

いずれにしても今議会最終日は、またしても大荒れとなりそうだ。

どうなりますか・・・

2004年6月15日

議会は今日から3日間、一般質問です。
問題山積で活発な議論が予想されますが、行政の誠実な答弁が期待されます。

真剣に取り組もうとしている議会に対し、はぐらかしたり、ごまかしたり、逃げたりせずに答弁してほしいと思います。

ついに出ました。

2004年6月14日

昨日、球界に激震が走りました。それはプロ野球チームが合併するというもので、その当事者はオリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄・バッファローズです。

それぞれの球団は他球団に比べ、観客動員数で伸び悩み、特に大阪近鉄は、年間40億円の赤字を垂れ流していることから危機感が募り、昨年末には球団の命名権売買問題で物議をかもしていました。また、大阪ドームの使用料が高いということも球団経営を圧迫している一因のようです。

今後はチーム名をどうするか、ホームグランドはどこにするか、球団の体制などを決める必要があります。

これが実現するとパ・リーグは1日に2試合しかゲームが消化できなくなることから、他球団でも合併問題が発生する可能性が考えられます。

場合によっては一気に1リーグ制へ移行する事も予想され、我がカープはこのような球団再編という波のなかでどうなるのかチョット心配です。 

早くお願いします。

2004年6月12日

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん他10人の安否不明者について「早急に検討する」との回答を受けている事が解った。

今後は具体的な返答や行動を期待する旨の官房長官談話を細田長官が発表した。

日朝平壌宣言に基づく対応を北朝鮮が行う限り経済制裁はしないことになっているが、プレッシャーをどんどんかけて究明に全力を挙げて欲しい。

目に見える進展を国民世論は期待していると思う。

いきなりですか? 

2004年6月11日

6月議会が始まりました。
が、いきなり開会が3時間も遅れ、波乱の幕開けとなった。

それは池上道路交通局長の辞表を受理したことによるというものですが、辞意は県・市トップ会談の直後には示されていたのに、どうして開会の直前にになってこのような対応となるのかわからない。

議会を召集したのは誰ですか?と言いたい。
その内容に不備が生じたのであればいち早く対応して、混乱を招かないようにするのが常識というものではないだろうか。

始まります。

2004年6月10日

今日から6月議会が始まります。

今議会は広島南道路(太田川渡河部)の工法問題、広島高速道路公社に対する出資金問題、顧問の設置、広大跡地問題など議論に事欠かない議会となりそうです。

とりあえず、今日は市長説明をじっくりと聞いて見ます。

ご成婚から11年。

2004年6月09日

皇太子ご夫妻は、今日、11回目の結婚記念日を迎えられた。

先月の8日、皇太子さまは雅子さまの「キャリアや人格を否定する動きがあった」とする発言をされて、苦悩する心の内を国民に訴えられた。また、昨日はその件について説明を発表されるなど異例の事態になっている。

今、東宮家で何が起きているのか。宮内庁は何をさせまいとしているのか。
私がそれを知る由もないが、民間からのご出身で雅子さまも大変苦労されている事は外からも良く解る。

ご自分のキャリアを生かして「これまでにない皇室外交を・・・」と考えられたのだろうが、それを宮内庁がこれまでのしきたりを楯に首を縦に振らないのだろう。

加えてお世継ぎの問題では過激なマスコミ報道や男児出産のプレッシャーが重くのしかかってしまった結果と言える。皇太子さまはそうした状況から身をもって雅子さまを守ろうとしてしておられる様子がよく表れている。

一日も早く正常な公務や生活を取り戻され、お元気になられますよう心からお祈りいたします。

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