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過去のひと言

システムリニューアル前に書き溜めていた今日のひと言の過去ログ

 

現在は 母谷たつのりのFacebookページ にて今日のひと言をつぶやいております。

定例会終了

2012年3月22日

今日で定例会が終了しました。

午前10時からの本会議は、議会運営委員会の流れを受けて開始時間が若干遅れ、10時30分から始まりました。新年度予算は昨日の予算特別委員会最終日の結果どおり、修正可決されました。

私は、冒頭、議長から予算特別委員長報告を求められ、委員会での議論を踏まえ、各派から提出された329件の要望事項をまとめた内容を報告するため登壇しました。

来年度は、市税収入の減少が見込まれる中、厳しい財政運営を強いられますが、松井市長には効率的な行政運営が求められます。

また、国の年金制度改革の全体像を早期に明らかにすることを求める意見書案と東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する決議案を可決・採択し、議会としての意思表示を明確にしました。

長期にわたる今定例会が終了したことで皆、ホッとしていることと思いますが、今度は行政職員の定期人事異動に関心が移ることになります。

来年度の執行体制が整うことに大いなる期待をしています。

予算特別委員会の期間中は、議事課職員の皆さんに大変なご苦労をいただき、無事、定例会が終了できたことに心から感謝したいと思います。

そのほかにもご協力いただいた多くの皆様にお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

予算特別委員会

2012年3月21日

今日は予算特別委員会の最終日で討論・採決が行われました。

平成24年度一般会計予算案をはじめ、61本の議案が提案されていましたが、最終日のこの日、所定の手続きを経た平成24年度一般会計修正案3件が、正式に提出されました。

内容は、市民連合から、広島ヘリポート新設整備に係る費用を削除する修正案、市民市政クからタバコの分煙整備に係る費用を削除する修正案、共産党から、海外視察の中止をはじめとする5項目の費用を削除する修正案が上程されました。

その後、3件について、それぞれ提案者の趣旨説明が行われた後、質疑は無く、提案会派の3人が討論を行いました。

その結果、採決ではタバコの分煙に係る経費151万3千円を削除する修正案が賛成多数で可決され、予算特別委員会としての結論が出ました。

明日は、午前10時から本会議を開き、今定例会として議決等を行う予定です。

卒業式

2012年3月19日

今日は、各地で市立小学校の卒業式がありました。

私も地元で行われた美鈴が丘小学校の卒業式へ出席させていただきました。

3クラス、73名のこどもたちが巣立っていきました。

両親、先生はもちろんのこと、「僕たち、私たちを見守ってくれてありがとうございました。」と大きな声で地域の皆さんにも感謝の言葉を叫んでいました。

我が子の頃を思えば随分と減ったものだと痛感しました。

こどものいない町、こどものいない国は栄えません。何とかならないものでしょうか。

まとめ

2012年3月16日

今日は、午前10時から予算特別委員会で議論された内容と各派から提出された要望事項を委員長報告としてまとめるため正副委員長会議が行われました。

329件の要望項目があり、正直手間取りました。こうして見るとたくさんの議論と要望があったのだなぁと思います。私自身、個人的にも思い入れの深い個別事業などもあり、事務局はじめ、皆さんには迷惑をかけてしまいました。

今日は、修正案提出の期限でした。

市民市政クから議会棟ロビーの喫煙室改修にかかる予算、市民連合から広島ヘリポートに関する予算、共産党から海外視察、議会棟喫煙室改修、ヘリポート、広島駅南口再整備検討、広島駅自由通路にかかるそれぞれの予算案削除修正案が提出されました。

いずれにしても予算特別委員会最終日の21日、討論・採決に向けた準備と各派の修正案提出に対応する準備が続きます。

最後の最後まで気を抜けませんが、多くの人の協力でここまできました。

もうひと踏ん張り頑張りたいと思います。

予算特別委員会

2012年3月15日

所管別審査が終った昨日は、午前10時から8時間(480分)の総括質疑が行なわれました。みんなの党は質疑を行なわなかったため、実質の全体枠は471分でした。

各会派が、持ち時間の中で締めくくりの質疑を行なうもので、人数に制限は無く、13人が質疑を行ないました。

区役所機能の強化、二重行政の解消、ひろしまピースプロジェクト、ヘリポートなど多くの課題について活発な議論が行なわれました。

中には、これまでのスタンスをすり替え、自身の身の潔白、アリバイ作りを公然と行なうベテラン議員もいて委員席からは失笑を買っていました。

私自身も聞いていて老獪というのはこういうことを言うのだと改めて知らされた思いがしました。

予算特別委員会の実質審査が昨日で終了したわけですが、今年は、前市長時代とは雰囲気が一変したと感じました。職員が伸び伸びと発言することは、自立心を促す上でも、責任感を芽生えさせる面でも大変良いことだと思います。ただ、心配なことはこれが安心感、緊張の緩みにつながっていくことの懸念も残ります。

また、松井市長にとっては初めての予算特別委員会で、当初は、やや緊張気味で慎重な面も見受けられましたが、徐々に、雰囲気とペースを掴み、最後は堂々たる姿勢だったと思います。

後半からは右肩上がりで良くなったと感じています。特に最後の2日間では、自ら積極的に手を上げて発言する機会が多々見られたことは、予算案提出者としての自覚と責任が感じられました。

こうしたことが委員会の雰囲気をさらに盛り上げたことは言うまでも無く、答弁も行政官としての経験に基づいた奥深い内容であり、委員を唸らせる場面は素晴らしかったと思います。

市長にとって初めての予算特別委員会でしたが、十分、花まる合格点です。12日間という短期間の中で大いなる成長と脱皮(失礼)が図れたことを、ともに喜びたいと思います。

ただし、広島市政をリードする為政者としての正念場は始まったばかりです。

予算特別委員会

2012年3月12日

今日から総務関係の質疑に入りました。

午前中は、市立中学校の卒業式が行なわれたため、議員は、それぞれ地元校の式へ参列しました。したがって、審査、質疑は午後1時から行なわれ、終了したのは午後8時前になりました。

予算特別委員会も第4コーナーに差し掛かりました。

今日の質疑では「区役所の機能強化・充実」という点に関心が集まっていました。組織、権限、予算配分など拠点性を高める必要が議論され、松井市長の手腕に期待されていました。

また、3時ごろに一旦休憩したのですが、その時点で市長から新たな議案「控訴の提起」をはじめとする議案数件が提出され、急遽、議会運営委員会が開かれました。

この議案の取り扱いについての協議では、明日、13日は午前10時から本会議を開き議案の可否を行なうことになりました。

これを受けて、予算特別委員会も日程の変更を正副委員長で協議し、各派の幹事を交えた最終協議で、本会議の終了後に開会することが決定されました。

控訴期限が14日に迫った中でのイレギュラーですが、議会は誠実に対応しました。

予算特別委員会

2012年3月09日

今日で経済・環境関係の質疑が終りました。

その中で我が会派の山路英男委員は、アルゼンチンアリ対策とゴミ収集に係る官民の処理コスト格差について当局を質しました。

アルゼンチンアリ対策については、専門家としての見地から「現時点で根絶は最早不可能。分布域をこれ以上広げない予防をしないと20年後には大変なことになる」と積極的に、その対策に乗り出すことを提言しました。

また、ゴミ収集にかかる人件費は、年収ベースで官 円、民 円となっており、収集コストは、1トン当り、官34,000円、民9,000円というビックリするような状況になっています。

大阪市バス運転手の年収(官739万円、民544万円)を引き合いに出して実に分かりやすい話でした。

財政再建は組織のスリム化からという足下に目を向けた覚悟が必要とされます。

いずれにしてもゴミ収集業務の入札制度の改善が大きなポイントになりそうですが、この点については児玉議員がポイントを衝いた質疑を行い、サッと終わりました。

また、”ゴミのないまちづくり”に関する質問は、多くの人が取り上げていました。観光部門を取り入れた組織改編もあって、タバコのポイ捨て禁止、歩きタバコの禁止、おもてなしの心など複合的に捉えて深い議論ができたのではないかと思います。

この2日間も政策立案のヒントがたくさんあったと思いますが、時には行政の継続性という拘りを捨てて、斬新な政策で希望の見える市政運営を期待しています。

予算特別委員会

2012年3月08日

審査は、今日から経済・環境関係に移りました。

ゴミのないまちづくり、メッセコンベンション施設、全国菓子博覧会、大震災のガレキ処理などについて議論されました。

我が会派の石橋竜史委員は、「タバコのポイ捨て防止条例が施行されても広島市の場合、制限エリア内の横断歩道の脇には吸殻入れが132箇所も設置されている。他の政令市では、制限区域内はゼロ、区域外でもせいぜい2~3箇所という現状だ。広島市の場合、今後どうするのか」と当局に詰め寄りました。

なるほど理屈の合う話だと聞き入りましたが、他都市では制限エリア内には設置しないという整合性を満たしていますが、広島市の場合は矛盾した対応になっていると思います。

また、大震災のガレキ処理についてまもなく1年が経過しようとしていますが、その処理は一向に進まないというのが現状です。

世の中では絆とか助け合いとか耳障りの良い言葉が乱れ飛んでいますが、現実は総論賛成、各論反対という現実に直面しています。これでは美しい言葉とは裏腹に他人事になってしまうのではないでしょうか。

大震災のガレキすべてが放射能に汚染されているのではないと思います。人体に影響の無い数値でありながら政府の安全基準数値が宣言されないことが一番大きな原因だと思います。

しかし、受け入れを決めた自治体では自ら現地へ行って測定し、協議をしたのち安全であるという確信を得て東京都、神奈川県、静岡県・島田市など首長が英断を下しています。

被爆者団体の援護は、被災三県のこうした人たちの多額の税金が投入されていることを考えれば、少しは恩返しか、何か役に立つ行動を広島市もその先頭に立って行うべきではないでしょうか。

美辞麗句よりも行動で示す事が大事ではないですか。

最後におかしな話がありました。

安佐北区・白木町の環境局所有のゴミ埋め立て予定地として地元と合意していたことが、一部地元の反対から立ち木トラストを中心とした運動で平成17年から暗礁に乗り上げたまま放置されている件が取り上げられました。

一体誰が、この問題にストップをかけたんだと言いたいですね。

約束が反故にされたのですから、地元はどのような活用方法を望んでいるのか改めて広島市に対して提案をしなければ辻褄は合わない話だと思います。

ボールは、地元の白木町にあるということを自覚する必要があると思いますがね。

予算特別委員会

2012年3月07日

今日は、建設関係2日目の審査でした。

我が会派から、山田春男議員が、西風新都整備計画の見直しに関連し、石内東地区の開発、アストラムラインの延伸、己斐中央線について質し、森畠秀治議員は、広島高速1号線の料金割引実験に対し、「効果はない。その財源は広島中島線の拡幅整備へ」と力強く訴えていました。

また、月村俊雄議員は、「西広島バイパスの高架延伸は、前市長の判断でストップしている。新市長の英断で早期再開を」と力説し、「1995年に原爆投下50周年の節目を向かえ、さらに50年後の2045ひろしま平和の創造を謳った政策が打ち出された。この理念を引き継いでいるか」と質しました。

そのほか、旧市民球場跡地、大学跡地、西飛行場問題など、将来の広島市発展に直接影響を与える大きな課題が議論されました。

いずれも平野部の少ない広島三角州で、出島地区を含めた広大な土地の行方が不透明な状況となっています。

新市長が初めて編成した新年度予算と予算特別委員会を新たな契機として現代に生きる我々議会と行政は、後世に堪えうる議論と結果を残す義務と責任があると思います。

予算特別委員会

2012年3月06日

今日から建設関係の質疑に移りました。

自転車都市づくりや観光振興、旧市民球場跡地に関する質問が目に付きました。

また、元田委員は公共交通機関として莫大な補助金を交付している広島電鉄を取り上げていました。中でも広島駅前大橋への延伸計画について不合理な路線計画を質し、採算中心主義による減便による市民生活への影響を舌鋒鋭く追及していました。

児玉議員は、役所としての仕事について矛盾点を追求し、西広島飛行場の存続意義を説いていました。さすがにベテランらしい風格がありましたね。

今日はどれも意義深い、濃い内容の議論が出来たと思います。市長が代わればこんなにも違うものかと、つくづく感じています。

松井市長も肩の力が抜け、うつむき加減だった目線も質疑者の目を見て、時折、うなずいたりしながら話を聞く姿に、だんだん慣れてきた感があるように思います。

こうした姿は、誰しも好感の持てる雰囲気を醸し出しているのではないでしょうか。

その調子、その調子。

予算特別委員会

2012年3月05日

今日は、消防・上下水道関係の審査が行われました。

この所管は1日審査となっています。

昨年の東日本大震災を受けての危機管理対策、防災対策などの質問が多かったように思います。

過剰予防で無駄な予算を使う必要はないと思いますが、広島の場合は、地震対策、津波対策よりも、現実問題として高潮対策、集中豪雨対策に重点を置くようになるのは仕方の無いことかもしれません。

ただ、災害情報、警報発令は、現状で満足することなく進化・拡充する必要があると思います。

特に今は携帯電話の普及により、即時性、広域性などこれに勝るものはありません。関係機関との調整、協力要請は努力を惜しむことがあってはならないと思います。

他の自治体では「危機管理監」を設置しているところも多いのですが、広島は全国的に極めて災害の少ないことから意識レベルの低さがあるのかもしれませんね。

予算特別委員会

2012年3月02日

今日で厚生関係の質疑が終りました。

2日間の質疑で、医療、福祉、介護、子育て、生活保護、児童相談所などセーフティネットに関わる問題が議論されました。

現在、我が国が抱える現状が、そのまま広島市にも当てはまり、課題が浮き彫りになった感じです。

時には委員自らの体験談や現場視察の経験を交えながらリアルな論戦が交わされました。

厚生関係は人の命と尊厳に直接関わる事象が多く、現代における複雑多岐にわたる価値観、人生観も絡まって一様に解決することは困難を極めますが、広島市として現実的な結論と実行を市民に示すことが大事だと思います。

今日で全体の6分の2が終了しました。質疑に立つ委員からは、市長に答弁を求める場面も多く見受けられますが、今日の時点で、その光景を目にすることはありませんでした。

広島市における予算審議のやり方は、他都市からは「広島方式」と呼ばれ、長年にわたる広島市議会の伝統を今日に引き継いでいます。

本会議とは違って、行政は市長、副市長のほかに市長部局の理事者が、所管ごとに説明員として出席し、議会は予算審査を依頼した議長を除く全議員が予算特別委員会の委員として出席しています。例えば広島県などは双方の代表者による方法を採用しています。

この方法の最大の目玉は、議員が委員として直に市長と議論を交わすことができるという特徴を持っています。

「なるほどなぁ」とか、「いや、それは違う」とかいうことがあっても良いと思います。

初めての予算編成、予算審査で慎重になっているのかもしれませんが、自らのビジョン実現のために編成した予算案に対して堂々と論陣を張ることも必要ではないかと思います。

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