motani.jp

MENU

過去のひと言

システムリニューアル前に書き溜めていた今日のひと言の過去ログ

 

現在は 母谷たつのりのFacebookページ にて今日のひと言をつぶやいております。

定例会閉会

2010年12月17日

今日で12月定例会が閉会しました。

この議会での焦点は第86号議案で市長の給与を100分の20減額(1ヶ月)するというものです。

これは今年7月に会計検査院の指摘で発覚した不正経理問題の早期決着を図ろうというもので市長の脱法行為を公に認めさせようという悪質極まりない内容です。

組織ぐるみの隠蔽工作を市長が先導し、全容解明を阻むという言語道断の議案が市長与党の賛成多数で可決されました。

法に基づき全容解明に努め損害額に対する賠償をしなければならないことを避けて市民に説明が出来るのか、理解が得られるのか甚だ疑問ですが、このようなことがまかり通るなら広島市の将来発展はありません。いつか必ず天罰が下ります。

総務委員会

2010年12月16日

今日の総務委員会で第86号議案が賛成少数で否決されました。

内容は市長の1月分給与を100分の20減額するというものですが、その目的は平成16年度から21年度の間に不正経理が行われ、自主点検の結果、約8億5千8百万円(推計)の損害に対するによる返還金の一部に充てるというものです。

委員会否決は額が多いとか少ないとかそういうことを意味するのではなく、全容解明を求める議会の意思を示したものであり、不正経理の幕引きを図ろうとする市長案の処理計画に異を唱えたものです。

この議案が提出されたと言うことは一連の不正経理問題をうやむやにし、早々に幕引きを図ろうとする市長の意図が見てとれます。このような横着な調査を議決機関として看過することは絶対に出来ません。市民感覚とは大きくかけ離れていると言わざるを得ません。

当然ながらこの種の問題は法律に基づいてきちんと処理されるべきで今回の議案提出の意味は市長による脱法行為を平然と行おうとすることを議会に問いかけているものです。組織ぐるみの脱法行為、組織ぐるみの隠蔽工作を見逃すことは出来ません。

先ずは法律に基づいて全容を解明するという地方公共団体として当たり前の心構えと努力が必要であり、そのスタートラインに立つことが重要です。

そのためには少なくとも市長の任期満了まで給与減額は続けるべきで1か月分を返還したからと言って責任を果たしたとは言えないと思います。その姿勢を明らかにするためにはそうした真摯な態度が必要ではないでしょうか? また、退職金の自主返納も求めたいと思います。

また、職員の返還金については不正経理の全容解明が成ったときに賠償金として求めるべきであり、現段階でそのようなことを行うことは適当ではないと考えます。

したがってその趣旨を汲んだ議会としての意思を示すための決議文が必要ではないかと思います。

批判してなんぼ

2010年12月15日

広島市で発生している不正経理問題についてマスコミの批判がないのはどうしてでしょうか?

これまでに何回か当局が発表した内容に基づいての記事や報道はありましたが全くツッコミがありません。

このような問題なら本来は飛びつくはずですが、どうも様子がおかしいと思います。メディアは公正中立を旨として社会正義の立場で論評し、批判することこそ存在意義だと思いますけど全くその気配を感じられません。

新聞、テレビなどはこうした問題に積極的に取り組み、調査、取材を繰り返して真実を突き止めるという仕事をしていないようです。特に「社会悪」というものに対してはとことんやるのがマスコミだと思っていました。

事件になっていないからこの程度だと言うのでは余りにも情けない気がします。記者魂やジャーナリズムを感じさせる行動がないのはマスメディアとしてはいかにもお粗末としか言いようがありません。

この世界でも余りに平和すぎてサラリーマン記者が増えて反骨精神を持った人がいなくなってしまったのかもしれません。

日本っていいなぁ。つくづく豊かな国だと思います。

一般質問

2010年12月10日

今日から一般質問が始まりました。

私も一般質問の要望を議長に伝えましたが、豪腕議長の強権で却下されました。どうも最近は市長同様、権力者による却下が流行っているようです。

3日間で12人が一般質問に立ちますが、そのうち8人が広島五輪招致について市長の考えを質すことになっています。

今日は4人の内、3人が五輪招致について質問しました。どれも要領を得ない答弁でストレスの溜まる内容でした。しかも市長を筆頭にひな壇は不正経理をしたという緊張感は全く感じられず悠然としたものです。

宮本議員、橋本議員は今期を限りに引退されるとの事で寂しい思いもありますが、立派に努められ会派を代表して質問されました。

まさに有終の美と言ってもいいのではないでしょうか。お疲れ様でした。

定例会

2010年12月07日

今日から12月定例会が始まりました。

17日までの11日間の予定です。

オリンピック問題、西飛行場問題、不正経理問題などが議論されると予測されます。

それにしても不正経理問題は酷いですね。市民の皆さんはそれでなくても怒り心頭なのに「チョコちょこっとお金を集めて弁償しました」という形式的なことで片付けようとしていますが、感覚に大きなずれがあります。

早々にコンプライアンスだとか再発防止が叫ばれますが、不正経理処理がきちんとした調査によって整理しないままでは言語道断というほか無いと思います。

その反省と真摯な取り組みがあってこそ市民の理解が得られると思うのですが・・・

今のやり方は市民を馬鹿にしています。納税者の心をないがしろにするもので到底許されません。

脱法行為

2010年12月06日

今日は朝から広島市の不正経理に対する集中質疑がありました。

平成16年度分について会計検査院の指摘を受けて自主点検をしたところ「平成16年度から21年度の間で8億5千万円に上る不適正経理があった」と当局は発表しました。

これは「不適正経理」ではありません。完全な「不正経理」です。

昭和52年、今回の内容と全く同じ「預け金」、「一括払い」、「差し替え」などにより当時の日本電信電話公社 近畿電気通信局(現在はNTT西日本本社)で不正経理が発覚し、大規模な事件に発展しました。当時も官公庁や3公社などに厳しい視線が向けられていました。

逮捕者まで出したこの不正を正常化させるまでの事務作業には3年という年月を用し大変な綱紀粛正が叫ばれたものです。

市の進める点検は6年間の内の3年度だけをするという何とも杜撰というか、横着なやり方です。「同様のやり方が継続されていると推測する」というのがその理由ですが、ここに隠れた犯罪が潜んでいるとしたらどうするのでしょうか。全年度調査するのが市民の思いであり当然のことだと思います。

損害を与えたら弁償(賠償)するのが当たり前ですが、何を根拠に額を決めたのかと言えば他都市の例に倣ったという訳の解らない答弁をしています。

本来このような問題は地方自治法第243条第2項第3号に基づいて調査されるべきでこの手続きを組織ぐるみで避けて隠そうとしています。表現も不正を不適正に調査・監査を点検に弁償金(賠償金)を返還金に言い換えて保身丸出しの瀬戸際対応です。どこかの国と一緒みたいです。

また、本来の手続きであれば弁償金(賠償金)は職員賠償審査会の決定を踏まえ決められるはずですが、発表された内容は市長の独断で決定しこの手続きを経ていません。何の根拠も説明も納得もなく従わされる職員もかわいそうですね。職員組合もよく黙っていますね。毒饅頭を食らってもう殆ど御用組合なんでしょう。

事件にしないよう穏便に済ませるために組織ぐるみのごまかしをしようとしています。何がコンプライアンスですか!取るべき対応をしないで臭いものに蓋をしようという市長の姿勢は明らかに脱法行為です。

法令違反を見過ごす市議会であってはならないと思いますが、皆さんはどのように思われますか?

閉 幕

2010年12月03日

昨日臨時国会が閉幕しました。

補正予算がかろうじて成立したくらいで何も目覚しい成果があった訳でもなく中国漁船衝突事件やそれに伴うビデオ公開の扱いを巡る一連の騒動や閣僚の相次ぐ失言に国民の多くが失望し批判が集中した国会でした。 

政権担当能力の余りの無さと稚拙さは国家存亡の危機を招き対米、対中、対露など国益を大きく損なう結果となり、国際社会における国の強固さと信頼を大きく後退させる結果となっています。

普天間基地問題では国外移設、最低でも県外移設と言った昨年の衆院選とその後の鳩山政権でズタズタにされ、それまでの自民党による努力の成果は大きく後退しました。県民の気持ちは民主党によって弄ばれただけでなく沖縄県知事選挙では推薦候補すら擁立できない状態に陥り、沖縄県民のみならず全国民の信頼を裏切ったといっても過言ではありません。このことは第2次世界大戦の本土決戦で傷ついた沖縄県を再び戦場にして掻き回した政府・民主党の責任はこの上なく重大だと思います。

国会終盤には柳田法務大臣の「二つ覚えておけばいい」発言は辞任に追い込まれ、仙谷官房長官の「自衛隊は暴力装置」、馬渕澄夫国交大臣の「中国漁船衝突事件の対応」は参院で問責決議が可決されるなど今後の国会運営に大きな影を落とすことになりました。ほかにも蓮舫大臣の国会議事堂内でのファッション誌撮影問題、岡崎トミ子国家公安委員長は北朝鮮の韓国砲撃での危機管理能力の欠如など国会軽視、自覚の無さが露呈されました。

こうした状況で来年年明け早々に始まる通常国会は最初から大荒れになる可能性もありますが、菅総理は現在、内閣改造を考えていないと強気の発言をしています。

政権交代で国民の抱いた淡い幻想は木っ端微塵になり、政治が如何にコツコツと一歩一歩歩みながら積み重ねていくことがいかに大事であるかを思い知らされた1年になりました。、便利になった今日の生活のようにスイッチを入れれば何かがすぐ変わる、欲しいものがすぐ手に入るというような手品のようなことは無いことを痛感しました。

自民党は反省と大人の対応でここまで我慢してきましたが、少なくとも来年度予算成立後の解散総選挙に追い込めなければこのまま野党慣れしてしまうかもしれません。今後自民党は日本をどうしようとするのか、国民は国政に何を求めるのか、大混乱の時代に突入した今、日本は大きく変革していくのか、それともこのまま沈没いしていくのか大きな岐路に立っています。

この一年

2010年12月02日

今年も残すところあと1ヶ月で暮れていきます。

何か成果の上がった1年だったのかと自問すれば即座に答えの出てこない自分に苛立ちを覚えます。

民主党政権の迷走に揺れた一年でしたが、振り回されたと言うのが実感です。

反省を込めながら暮れ行く師走を過ごしたいと思います。

やられました

2010年12月01日

任期も残り僅かとなって一般質問をやってみようかと思い、かすかな期待を頼りに申し出ました。

手続き上、一般質問は議長の許可を得なければ出来ない仕組みになっているため、その申し出をしたところ見事に二枚舌、二枚腰でひねられました。

僕は日頃から藤田議長に対して批判的な言動があるためその恨みをこうした形で現したのだと思います。加えて石内問題がありますしね。

藤田議長に常識の欠片が多少でも残っているかとかすかな期待をしたほうが馬鹿でしたね。わっははは。

手練手管の百戦錬磨、つわもの揃いの議会では僕もまだまだのようです。

結果的に議会事務局の皆さんには迷惑をかけたことになり申し訳なく思っています。すいませんでした。反省。

議会運営委員会

2010年11月30日

今日は議会運営委員会が開かれ、12月定例会の召集告示が正式に行われました。 

初日の議事運営や当初想定される提出議案、人事案件や初日日程などが決まりました。

その後、引き続いて各派幹事長会議が開催され、議会基本条例と議員定数削減について提案があり、各派へ持ち帰って次回の会議(12月7日)で意見交換することになっています。

時間が無い中、議会改革ということに突き動かされた議会運営をしている議長は何を焦っているのでしょうかね。

焦ってやるとろくな事が無いのが世の常ですが・・・

フリーズ解除

2010年11月29日

不正経理が発覚した直後の10月4日以来、決算特別委員会がストップしていましたが今日から再開しました。

16年度分で見つかった不正はその後の17年度から21年度までを調査・精査したのかと思ったらこの特別委員会で審査するはずだった21年度分と中間に位置する18年度分の3年度分だけの報告に終わりました。

こんなことって許されるんでしょうか?余りにも横着で杜撰な対応に怒りを覚えます。「市民と議会の皆様にお詫びします」と言う市長の言葉に反省も真剣さも感じられませんでした。

また、21年度決算の概要説明は不正経理発覚以前からこの特別委員会に提出されていた資料をそれぞれの責任者が読んだだけで虚しい気持ちになりました。

この資料に基づいて審査することが良いことなのか疑問に思います。

決算特別委員会の日程は大幅にずれ込んで12月7日から始まる定例会を挟んで来年1月27日の最終日まで続きます。

議会制度120周年記念の今日、広島市議会ではこんな酷い委員会が再開されようとしています。

緊 張

2010年11月26日

北朝鮮は28日からの米韓合同軍事訓練を意識した上で「無分別な軍事行動を行えばさらなる打撃を与える」と通告しているようです。

この状態で米韓はどのように対処するのか解りませんが、週末から緊張がさらに高まり鵜の目鷹の目で監視していかなければなりませんね。

北朝鮮の暴発は何処へ飛び火するか解りませんから日本はは余り刺激しないよう静観したほうがよさそうですが・・・

韓国はやられっぱなしで反撃したいでしょうが、戦争できないもどかしさは砂を噛むような思いでしょう。

ページトップへページトップへ