過去のひと言
システムリニューアル前に書き溜めていた今日のひと言の過去ログ
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現在は 母谷たつのりのFacebookページ にて今日のひと言をつぶやいております。
今日、決算特別委員会が終わりました。
9月定例会に上程された広島市各会計歳入歳出決算ほか水道事業決算、下水道事業決算、病院事業決算の合わせて26決算が決算特別委員会において賛成多数で認定されました。
競輪事業特別会計決算では一部の会派で反対がありました。
今後は19日に召集される臨時会で議会として正式に認定されることになっています。
「長かったなぁ」というのが実感ですが9月議会に上程されてからは通常パターンと違って今年は基本構想・基本計画を決定・議決するための特別委員会を挟んでの決算特別委員会でした。
この間、旧市民球場跡地の活用問題や降って湧いたオリンピック誘致構想の検討など目まぐるしい毎日でした。これで12月8日から始まる定例会まで一息入れて充電できそうです。
でも市政報告を作らなくっちゃいけないのでそうもいかないでしょうね。
お疲れ様でした。
本日午後1時から「大都市税財政対策等特別委員会」が開催されました。
A議員が質問した項目のうち①国の来年度予算編成はいつごろまでに行われるのか ②高規格幹線道路建設促進のうち尾道松江線の2点について説明を求めましたが行政側は答えられませんでした。
その理由について
①は財政局が出席していませんでした ②は「県が主体でやっているので分からない、今資料がない」 というのが理由でした。
この委員会に財政局が出席していないなんて呆れてものが言えないとはこのことです。常識では考えられません。今日は広島市の個別要望について昨年までの5項目から6項目に増やして国に要望をするのですが、説明が出来ない説明員など要るはずがないし議会を馬鹿にするのもいい加減にしてほしいという気持ちです。このようなやり方は言語道断というより他にありません。
「答えられないのに広島市の個別要望とよく言えるなぁ」と思いますが、皆さんどう思いますか?
秋葉市政では議会に説明するというのは形式に過ぎず、すべてマスコミ主体に事が進んでいることがこうした形で現れています。
これでは議会軽視というよりはA議員の言うとおり議会は形骸化するばかりと危惧します。
決算特別委員会の第1分科会最終日、一つの事実が明らかになりました。
「豊田副市長の就任でIT関連の予算が大幅に削減できる」と説明した平成20年6月議会での選任同意案に対する市長説明を決算特別委員会でA議員が取り上げました。
分科会でのやり取りはA議員の質問に対する情報政策部長の答弁が極めて不明瞭で何を言っているのやら答えているのやらサッパリ分かりませんでした。
分科会後、翌日の議事とりまとめで明らかになったことは以下のとおりです。
① 平成20年度に予算計上されたIT関連予算約63億円の
うち10%削減が可能としていたことについて
豊田副市長の就任は7月であり、新年度当初にその予算
の多くをすでに執行していたため、また、就任が年度の途中
だったこともあり平成20年度決算は実質9,000万円の執行
残になった。
② 平成21年度は現年度中であるが、副市長就任の効果は
どのように見込んでいるか。
平成21年度当初予算は約70億円であるが、予算編成
段階で各局からの概算要求はおよそ80億円であったものを
12.5%削減・縮小した。
概略は以上のとおりですが、何とでも言えるもっともらしい理由を並べています。
まず①は、就任時期がいつであろうと「63億円の1割がカットできる」とした理由からは大きくズレ込んでいます。したがって、副市長就任による効果と説明していた10%削減は明らかに公約違反と言えます。
②については21年度決算は来年の今頃に審査されるので確定値でないため議論を避けますが、概算要求の段階と新年度予算案として実質計上の段階を比較し副市長就任の効果だとするには無理があるのではないでしょうか。国もそうですが我が広島市においてもそうであるように事務事業を行おうとする各局部署からの予算要求が全て満額回答されることなど普通あり得無いではありませんか。それを副市長就任の効果とするにはかなり苦しい言い訳をしているようにしか見えません。
秋葉市長は女性助役(今は副市長)の実現だけがパフォーマンスとして目的だったのでしょうから「そんなことは知ったこっちゃ無い」というのが本音でしょう。任期満了までの使い捨てが専らの定説ですが、その前には選挙もありますしね。(失礼)
いずれにしても詭弁を弄して後付けの屁理屈は議会を愚弄しているというほかありません。財政再建をいいことに各種団体等への補助金をカットあるいは廃止する中でこれといって実績も効果も上がらない副市長にかかる人件費等は馬鹿になりません。これまでにも議会が指摘したとおり、これ以上の無駄使いは無いといっても過言ではないことを証明していますよね。
決算審査を終えて決算特別委員会の委員長報告をまとめる作業が今日の午後から行われました。
委員長と第1分科会から第3分科会までの主査、副主査による前文、常任委員会所管ごとの要望事項等をこれまでの審査過程で発言のあった内容を中心に話し合われました。
素案を作るための絞込みに時間を要したもののこれまでの発言内容を項目毎にまとめて会議の進行が進められやすいようにと膨大な資料を昨日の分科会終了時点から作成にあたった議事課職員の中には目を赤くしている人もいて徹夜の作業で会議資料が出来たことを窺わせました。
会議によって絞り込まれた内容は今後、最終段階のまとめを経て19日に開催される予定の臨時会本会議で委員長から発表されることになっています。
議会事務局職員の皆さんには色々な形でお世話になりますが、この人たちの活躍なくして55人の議会活動は成り立ちません。年々多様化する議員ニーズに応えようと懸命にがんばってくれる姿にただただ感謝あるのみですね。
決算特別委員会の第1分科会として2日間に亘る質疑が今夕すべて終了しました。
経済環境関係7人(5時間40分)、総務関係9人(6時間40分)が質疑を行い朝10時から始まった分科会は連日熱気を帯びた中で時折、休憩を挟みながら夕刻までビッシリと行われました。
この中で目に付いたのは発言者の質疑に対する理事者の答弁に不明瞭な点が多々あり、質問とそれに対する答弁を明確にする必要があったことは誠に残念と言うほかありません。
また、もうひとつ残念だったことは今日のことですがA議員が総務省の示している新たな指針である新会計基準(連結決算方式)導入にについて監査事務局長に所管を求めたところ「当局として我関せず」という主旨のそっけない答弁を行い、外部から就任している野曽原監査委員にも同様に発言を求めた時、「特にない」というふてくされて憮然とした表情と態度を表しました。一瞬、分科会の主査として注意しようかと思いましたが、全く不愉快な一場面に遭遇してしまいました。
これらは真に自分の立場を理解しないばかりか市行政当局の監査を真摯に意欲的に行うためのビジョンに欠けた正に批判に値する態度、資質だと思います。
世の中厳しい状況なのにこうした旧態依然とした中でしか物事が考えられない人たちに付ける薬はないものでしょうか。
今から30年前の今日、広島東洋カープは昭和50年(1975年)のリーグ優勝に続き2度目のペナントレースを制し、近鉄バッファローズと日本シリーズで激突していました。第7戦までもつれたシリーズはどちらが勝っても日本一という大きな夢と希望と名誉を賭けて戦われました。
最後は江夏豊投手が最後の打者を三振に打ち取ってカープの初優勝が決まりました。まさにその試合の最中に私は結婚式・披露宴をやっていたのですが、その間中、中継を放送していたため多くの出席者は放送を聞きながらの酒宴で最高潮に達したとき優勝が決まりました。負けていれば情けない披露宴になっていたのでしょうが、お陰で思い出深い結婚式になりました。
その初優勝したカープの遊撃を守っていたのは私の母校で6つ先輩の三村敏之選手でした。引退後はカープのコーチや監督を務められました。その三村さんが昨日、仙台の病院で急逝されたと朝聞きました。2年前からプロ野球 楽天の編成部長に就任し、先日のドラフト会議でもお元気そうな姿をテレビで拝見していました。今年に入って体調が悪いと聞き皆で心配していたのですが残念です。
私の恩師で当時は野球部の部長でしたが、三村さんの時は監督を努めておられた故 畠山圭司先生は私が現役のとき「三村はインサイドベースボールができる高い能力がある。カープはそこを高く評価してドラフト2位で指名した」と愛弟子にに賞賛の意を惜しまなかったことを今でも覚えています。
心からご冥福をお祈りいたします。
今日は自民党本部を訪ね、事業所税の廃止について石破政調会長他、関係議員に陳情しその後、経済産業省及び、中小企業庁へも陳情します。
明日は「議会改革」の研修・シンポジウムに参加します。
今日は朝から決算特別委員会の総括質疑が行われています。
各会派の代表者がそれぞれ1時間前後を費やし厳しい質問で当局を質しています。
リーマンショック以来の経済不況に加えて政権交代による不安からか財政関連の質問が多くなっています。
2月議会で私も一般質問した際に今年度予算と財源問題に触れ、特に市税収入の見込みが甘いのではないのかと指摘しました。また、市税収入の低下は資金繰りにも直結する問題なのでこの点も心配した内容が多いようです。
いずれにしても決算内容の審査に基づきその反省上に立った新年度予算の編成が期待されます。
秋葉市長が2020夏季五輪招致の広島・長崎開催を検討すると発表して半月余りが経過しました。
広島市は東京都や福岡市、北九州市に協力を呼びかけ今月中にも招致検討委員会を立ち上げるようです。
理念は否定できないというのが専らの考え方なのですが、実際問題としては財政面で即アウトという現実論が大方ですね。誰に相談しても「よしっ、やろう!」と言ってくれる人はいなかったはずですから長崎市長とだけ話をしてぶち上げた確信犯的構想です。
各都市とも本当のところはどうなんでしょうか?協力や共催を呼びかけられて前向きか、後ろ向きかと言えば正直なところ後者ではないでしょうか。喜びというよりは迷惑な話と言ったほうがいいのかもしれません。三宅副市長は長崎市の椎木副市長と今日、福岡、北九州両市を尋ね、秋葉市長は田上長崎市長とともに東京都の猪瀬副知事を尋ねることになっています。
実現までには障害というかハードルが高すぎて殆んど非現実的というのが一般的な見方だと思います。おそらく市長自身もそこのところはよく分かっていて目玉ニュースを最大限利用しようというのが狙いのはずです。(10月12日記述)
福岡市は全くといっていいほど乗り気ではないと推測しますが、冷静に考えれば北九州市も同様だと思います。ただ問題が平和に関連していることで断り方に苦慮するのではないでしょうか。寄りきられれば少なからず協力することになりますから慎重に判断するでしょう。
東京都の場合は2020年の開催候補地に名乗りを挙げるかどうかは現時点で態度をハッキリしていませんが、やるなら広島との共催でIOCに立候補する可能性は十分にあると思います。ただし、「1国1都市開催」という五輪憲章をどのようにクリアするかが大きな問題となります。勿論、国内選考を経ての話ですが・・・
いずれにしても話のミソは五輪招致を「検討する」というところです。「招致委員会」ではなく招致のための「検討委員会」を設置すると言っているのですが、全く子供騙しみたいな話です。
早ければ12月議会、遅くても来年の予算特別委員会はそのための予算が計上されるでしょうからスッタモンダ、喧々諤々の大騒ぎ的議論が展開されるでしょうね。正にこれこそ市長の思う壺で今後1年半、不毛の議論を続けていければこれ幸いと思っている設計図です。
こうしたことから考えれば最初から予算などつけないほうが広島市のためだと思いますけど議会はこれまでと同様に市長の常套手段に嵌ってしまう運命が待ち受けています。
政権交代後、初めてとなる臨時国会が今日から始まります。
初日の今日は鳩山首相の所信表明演説があり、施政方針が示されることになっています。
衆院選後は外交日程が立て込んでいたとは言え、ほぼ2ヶ月が経過した時点で初めて国民にその内容を示すことになります。
外交デビューはまずまずだったと多くの人が評価していると思いますが、内政は課題山積です。
鳩山首相自身の政治資金問題に加え小沢幹事長の西松事件など政治とカネの問題は決着をみていませんし、高速道路無料化、八ッ場ダム、日航再建、羽田空港ハブ化問題に代表される国土交通省関連、沖縄米軍基地移設問題と安全保障に関わる防衛省関連、夫婦別姓問題を抱える法務省関連、郵政見直しやモラトリアム法案を抱える郵政・金融担当の亀井大臣所管の問題、地方と国の協議の場など地方分権と財政負担を抱える総務省関連、年金、こども手当てなどの厚生労働省関連、学力テストなど教育問題の文部科学省関連、減反政策と農家戸別補償を抱える農林水産省など数え上げればキリがないほどの課題を抱え込んでいる内政です。
これらは今夏の衆院選によって政権交代した後に発生した問題で日本の政治状況が大きく社会主義化に向けて舵を切ったことによる問題がほとんどですが、今後の国会論戦と国民の反応はどのようになるのか重大な関心を持っています。
野党となった自民党にとってはこの臨時国会、年明けから始まる通常国会でどのような反転攻勢を展開し、国民の信頼を取り戻していくのか重大な試金石になると思います。
昨日、神奈川、静岡で行われた参院補選では民主党候補がそれぞれ当選しており衆院選の勢いは止まっていません。参院では統一会派単独での過半数まであと1と迫り数で衆参両院を圧倒しています。
自民党政権下での無駄排除を訴えた民主党が来年度予算概算要求では95兆円を超える額となり、国の税収全体が40兆円を割り込む危険性が生じる中、道路特定財源の暫定税率廃止、高校授業料無償化なども加えたマニフェスト実現で赤字国債が増加することを国民はどのように考えているのか。この当たりも大きな焦点になりそうです。
9月定例会+広島市基本構想・基本計画の議決が終わったのもつかの間、ひと時の間をおいてまた始まりました。
今度は20年度決算の審議です。
今日から11月10日までの日程で一般会計、特別会計、企業会計など概ね26会計の審査を行う予定です。
大規模未利用地の将来像、指定管理者制度導入の検証、財政問題など広島市を取り巻く環境は極めて厳しい状況にありますが、来年度予算編成に生かすという点についても重要な委員会で活発な議論が展開されると思います。
政権が交代したこともあり、継続事業、新規事業を含めてすんなりと決まっていくということには大きな疑問符がつくと言わなけねばなりませんが、今は事務方も手探り状態といったところでしょうか。
26日からは政権交代後、初めての国会が始まります。鳩山首相の所信表明演説や各党の代表質問など注意深く見守ることが必要ですね。
雲ひとつない秋空ですね!